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2009年07月02日(木) 23:59

ドル・円テクニカル分析(7月2日)

ドル・円テクニカル分析

7月2日 東京市場終値(17時)96.65/67   安値96.39 高値96.80

ドル円小幅反落。1日に96.78で引け、6月25日終値96.35を上回ったことからドル買いシグナル点灯。東京市場終値で96.19を以下で引けなければドル買いバイアスは継続。一方、96.19以下で引けると、ドル買いシグナルが消滅し、再度ドル売り転換の可能性。下値のトリガーポイントは95.39。ドル円の正念場が続く。

ドル円相場は、6月3日に92.26、4日に96.21と小幅続落したものの、ジリジリと上値を切り上げ、5日には終値で96.72とトリガーポイントの96.80目前まで上昇。そして8日には終値で98.56となり、5月28日終値96.62を上回ったことからドル買いシグナルが点灯。第一上値目標値99.00に対して、ザラ場で98.86まで上昇した。しかし、その後は対主要通貨でのドル安に連れて、対円でも値を崩し、9日98.17、そして10日は97.61と続落。買いシグナルは一旦消滅した。しかし、その後11日97.84、12日98.04、15日98.25と3日続伸。8日終値98.56の上抜けするか試す形となったが、16日は急反落。96.61で引け、10日終値の97.61を下回ったことからドル売りシグナルが点灯。東京市場終値で97.20以上を回復しない限り、ドル売りバイアスは継続し、下値目標値として95.20を計測していた。
相場はその後、18日に95.84まで終値で下落後、19日は96.83に反発。しかし22日は96.13、そして23日は上記のドル売りシグナルに伴う当初の下値目標値95.20に対して95.23まで終値で下落した。19日に一旦96.83まで反発後に18日の95.84を下回ったことから追加のドル売りシグナルが点灯。東京市場終値で95.80以上を回復しない限り、ドル売りバイアスは継続し、下値目標値として94.00を計測していた。しかし、相場は24日は95.35、そして25日は96.35と続伸。終値で95.80以上となったためドル売りシグナルは一旦消滅した。しかし、26日95.93、29日95.53と続落。30日は95.56に小幅反発したが、P&Fチャート上に変化はない状態となっていた。そして7月1日には96.78で引け、25日終値96.35を上回ったことからドル買いシグナルが点灯。東京市場終値で96.19以下で引けない限り、ドル買いバイアスは継続し、上値目標値として第一目標値98.60、第二目標値99.80を計測している。
一方、ドルが96.19以下で引ける場合は、買いシグナルが消滅すると同時に再度ドル売り転換の可能性が出てくる。その際、26日終値の95.53を下回り、95.39以下で引ける場合は下値目標値として、第一目標値93.60、第二目標値92.40を計測している。
本日東京市場引け後の海外市場では米6月雇用統計の結果を受けて株式相場が大幅下落。ユーロドルやポンドドルではリスク回避でドル高となっているが、クロス円下落に連れてドル円も下落となっている。23時までの段階で安値は95.94まであった。明日の東京市場で96.19以下となる場合はドル買いシグナルが消滅するだけでなく、95.53の下抜けを試しにいく可能性が十分考えられる。そしてその場合は上述したように93.60や92.40といった5月22日終値の終値ベースの安値94.26を下回る水準に発展するだけにドルの下値を確認する状態に発展しやすくなる。相場はやや大きなトレーディングレンジの101~94の下限を試しに行くことになり、更なるドル安方向へ拡大するリスクを内包しているため、まさにドルの正念場の相場展開が継続する状況である。
本日の東京市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は96.75近辺。上下の2σはそれぞれ98.90と94.60近辺となっている。MACDはプラス領域(ドル買い)に転換。RSIは51.53となっている。また、パラボリック・システムは円買い/ドル売りシグナルを継続している。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:1日に96.78で引け、96.35を上回り、ドル買いシグナル→:上値目標値98.60、99.80ただし、96.19以下で日引けるとドル買いシグナルは消滅
下値:終値で95.53を下回り、95.39以下で引けると→:下値目標値93.60、92.40

的中例:
上値
3月4日に98.83で引け、2月26日終値97.94を上回ったことによるドル買いシグナルの第一上値目標値99.60に対して、5日にザラ場で99.68、終値で99.61まで上昇→その後
93.54まで下落。
         
下値
3月19日に95.48で引け、96.34を下回り、ドル売りシグナルの第三下値目標値93.20に対して、19日にザラ場で93.54まで下落。

6月16日に終値で97.61を下回り、ドル売りシグナルの第二下値目標値95.20に対して、23日に終値で95.23まで下落。→25日は96.35に小反発。




2009年07月01日(水) 23:57

日経平均テクニカル分析(7月1日)

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

7月1日終値:先物6月限9930(0)、現物:9939.93(-18.51)

小幅反落。相場の森では、第二上値目標値の10300に対して10135.82まで上昇後の調整局面は6月30日に現物終値で9958.44で引け、9900以上の回復となったことから再度10135.82の上抜けをするか試す段階に。一方、相場の木では、先物は6月30日に9930で引け、26日終値9900を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値は10080。

 日経平均の中長期的な流れである相場の森を日経平均現物で見ると、相場は5月29日に9522.50と3日続伸し、5月11日終値9451.98を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として第一目標値9700、第二目標値10300を計測。相場はその後も続伸。2日に9704.31と第一目標値の9700に乗せ、3日も9741.67と小幅ながら6日続伸となった。しかし、相場が第一上値目標値の9700に到達したことから一旦の上値達成感が出て、もたつく展開を予測。罫線では昨日2日が陰線、そして3日は上ヒゲとなり、上値の重さを物語っており、相場が上げるべきところまで上げたものと考えられ、上昇一服感が漂う展開を予測。相場は4日に予測通り9668.96に一旦反落。しかし、5日9768.01、8日9865.63と続伸。9日は9786.82に反落したが、10日9991.49、11日は9981.33に反落後、12日に10135.82まで上値を拡大した。しかし、15日は10039.67に反落。16日も9752.88と続落後、17日は9840.85に小反発したが、18日は9703.72と反落。相場の森では16日に9752.88と現物終値で9800を下回ったことから、買いシグナルは一旦消滅。仕切り直しとなった。
その後、相場は19日9786.26、22日9826.27と続伸したが、23日は9549.61と急反落。先物の第一下値目標値9540に匹敵する水準で引けた。しかし、その後相場は24日9590.32、25日9796.08と続伸し、再度戻りを試す展開となった。相場の森では現物終値で9900以上を回復しない限り、6月12日の10135.82からの調整局面は依然として継続中とみていた。相場は26日に9877.39に3日続伸となったが、29日は9783.47に反落。上値の重さが目立つ展開となった。しかし、30日は9958.44に反発。現物終値で9900以上を回復したことから、調整局面は一旦終了し、再度10135.82の上抜けをするか試す段階に入ったものと考えられる。本日7月1日は9939.93に小幅反落したものの、P&Fチャートの形状に変化はない。現物終値で9600を下回らない限り、戻りを試すバイアスが継続し、さらに10135.82を上回り、10200以上で引ける場合は、買いシグナルが点灯し、上値目標値として11000を計測している。
一方、相場が現物終値で9600を下回り、さらに9549.61を下回り、9500以下で引ける場合は売りシグナルとなり、下値目標値として8400を計測している。
また、日経平均の短期的な流れである相場の木を日経平均先物中心限月で見ると、相場は5月19日に9300で引け、15日終値9270を上回ったことから、買いシグナルが点灯。上値目標値として9560を計測。20日はザラ場で9410まで上昇し、終値でも9330と小幅ながら続伸した。22日は9230まで下落したものの、26日は9340と20日の9330を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として9500を計測していた。そして相場は27日9430、28日9450と続伸。29日は上値目標値9500に匹敵する9510まで終値で上昇した。次の上値目標値は9740と計測。相場はその後も続伸し、6月3日に第二上値目標値の9740を若干上回る9760まで上昇。終値ベースでは続伸しているものの、2日の高値9810は3日に更新できていないこと、第二上値目標値まで上昇したことなどから一旦の上値達成感が出たと考えられ、スピード調整を予測していた。相場は4日9690に反落後、5日9780、8日9850と続伸。9日は9780に反落したが、10日は9990で引け、8日終値9850上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として第一目標値10020、第二目標値10140を計測。そして相場は11日に10020、12日に10140に上昇したが、15日は10040に反落した。相場はその後16日に9770と続落し、9780を下回ったことから売りシグナルが点灯。下値目標値として第一目標値9540、第二目標値9420を計測していた。相場は17日に9830に反発したものの、売りシグナルの消滅とはならず、18日は9730に反落。その後、19日9770、22日9830に続伸後、23日は第一下値目標値の9540で引けた。しかし、その後は一旦の下値達成感から24日は9570、25日は9790まで戻していた。相場は26日に9900で引け、9830を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値の10060に届かず、29日は9820に反落。しかし、30日は9930で引け、9900を上回ったことから再度買いシグナルが点灯。上値目標値として10080を計測。相場は本日、ザラ場高値で10090まで上昇したが、終値は9930と変わらずで引けた。米国株高などがあれば終値ベースで10080を付けに行く展開と予測する。
一方、相場が再度反落して9820を下回る場合は売りシグナルとなり、下値目標値として9580を計測している。
相場は12日に現物終値で10135.82、先物終値で10140に到達したが、その後は調整局面を継続。P&Fチャート上では、現物終値で9900以上を回復しない限り、再度上値を試す展開とはならないと予測。通常はもう一度10135.82を上抜けするか試すリバウンドが入るのが相場の習性であるが、現状の相場には余り力強さが感じられず、上値の重い印象が強いとみていた。実際、28日に9877.39に反発したものの、29日は9783.47に反落しており、9900以上の回復が簡単なものではなかった。まずは16日にできた窓(15日安値の10029.59~16日高値の9941.50)を早期に埋められるかも戻りの可能性を占う上でポイントとみていたが、本日7月1日はザラ場で10086.18まで上昇して窓埋め閑静となった。上ヒゲが長いことが懸念ざいりょうであるが、一応再度戻りを試す段階に入ったものと考えられる。
本日1日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は9832近辺。上下の2σはそれぞれ10119と9544近辺となっている。MACDは6月16日にマイナス(売り)に転換し、本日もマイナス領域を継続しているが、マイナス幅は縮小。RSIは58.16、また、パラボリック・システムは29日から買いシグナルに転換している。

相場の森: 中長期トリガーポイントと目標値
上値:現物終値で10135.82を上回り、10200以上で引けると→上値目標値:11000
下値:現物終値で9549.61を下回り、9500以下で引けると→下値目標値:8400

   
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で9900を上回り、買いシグナル→:上値目標値10080
下値:先物終値で9820を下回ると→:下値目標値9580




2009年06月30日(火) 23:55

ドル・円テクニカル分析(6月30日)

ドル・円テクニカル分析

6月30日 東京市場終値(17時)95.55/57   安値95.32 高値96.32

ドル円小幅反発もP&Fチャート上に変化なし。ドル売りシグナルの下値目標値95.20に対して23日に95.23で引け、18日終値95.84を下回ったことによる追加のドル売りシグナルは25日に96.35で引けたことにより消滅。上下のトリガーポイントは96.40と95.19

ドル円相場は、6月3日に92.26、4日に96.21と小幅続落したものの、ジリジリと上値を切り上げ、5日には終値で96.72とトリガーポイントの96.80目前まで上昇。そして8日には終値で98.56となり、5月28日終値96.62を上回ったことからドル買いシグナルが点灯。第一上値目標値99.00に対して、ザラ場で98.86まで上昇した。しかし、その後は対主要通貨でのドル安に連れて、対円でも値を崩し、9日98.17、そして10日は97.61と続落。買いシグナルは一旦消滅した。しかし、その後11日97.84、12日98.04、15日98.25と3日続伸。8日終値98.56の上抜けするか試す形となったが、16日は急反落。96.61で引け、10日終値の97.61を下回ったことからドル売りシグナルが点灯。東京市場終値で97.20以上を回復しない限り、ドル売りバイアスは継続し、下値目標値として95.20を計測していた。
相場はその後、18日に95.84まで終値で下落後、19日は96.83に反発。しかし22日は96.13、そして23日は上記のドル売りシグナルに伴う当初の下値目標値95.20に対して95.23まで終値で下落した。19日に一旦96.83まで反発後に18日の95.84を下回ったことから追加のドル売りシグナルが点灯。東京市場終値で95.80以上を回復しない限り、ドル売りバイアスは継続し、下値目標値として94.00を計測していた。しかし、相場は24日は95.35、そして25日は96.35と続伸。終値で95.80以上となったためドル売りシグナルは一旦消滅した。しかし、26日95.93、29日95.53と続落。本日30日は95.56に小幅反発したが、P&Fチャート上に変化はない状態となっている。
今後の展開としてドルが終値で96円台を回復することなく、下値を試す展開が継続し、23日終値の95.23を下回り、95.19以下で引ける場合は下値目標値として、第一目標値93.40、第二目標値92.20を計測している。
一方、ドルが切り返して終値で96.00以上を回復し、96.35を上回り、96.40以上で引ける場合は、上値目標値として、第一目標値98.60、第二目標値99.80を計測している。
これまで繰り返しコメントしてきた93.60~92円台後半を左右のショルダー、12月18日の87.92をヘッド、99.38と99.61をネックラインとしたやや大きな逆ヘッドアンドショルダーの形成段階の予測であるが、左肩に比べて右肩の時間がかかりすぎていることを主因に再考する。形状も右肩の保ち合いが長くなっていることも懸念している。ただし、ドルが大きく下値を時限しない限り、相場の転換点の位置であることから引き続き逆ヘッドアンドショルダーの可能性は排除していない。
相場が94~92円台に下落後に切り返して戻りを拡大し、99.40、そして101.20を突破した場合、最大で112円~113円台へのドル高に繋がる可能性を引き続き予測している。ドルが91~87まで下落しない場合でも、続くプライスアクションが94~91程度の下落に収まれば、より大きな逆ヘッドアンドショルダーの形成段階は依然として継続中という認識を維持している。
しかし、その前に、上記の逆ヘッドアンドショルダーの右肩に位置する部分で、罫線など時系列のチャートでは101.17をトップ、99をショルダー、95~94をネックラインとした小さな三尊(ヘッドアンドショルダー)と見え、95~94を割り込むような下落に発展した場合、91~87を下値目標値とした下落シナリオも考えられ、引き続き軽視できないと考えていた。5月22日はザラ場で93.86と94を割り込んだが、まさにこのネックラインを試す動きが継続していると考えていた。相場は5月25日に一旦94.99に反発し、21日に94.77で引け、15日終値95.29を下回ったことによるドル売りシグナルは一旦消滅した。しかし、本格的なドル売りバイアス消滅には96.80以上の終値が必要と予測していた。
しかし、多くの市場参加者が小さな三尊(ヘッドアンドショルダー)を指摘したこともあり、相場は逆にドル高に動いた。前回もコメントした某外資系金融機関のストラテジストとの勉強会もそうであるが、相場はコンセンサスの逆に動く。相場は面白いものである。
まずは、東京市場終値で96.00以上の回復があるかどうか短期的なポイント。この96.00以上を回復できない場合は、直近の終値ベースの安値95.23を試す可能性が残る。そしてその場合は上述したように93.40や92.20といった5月22日終値の終値ベースの安値94.26を下回る水準でもあるだけにドルの下値を確認する状態に発展しやすくなる。相場はやや大きなトレーディングレンジの101~94の下限を試しに行くことになり、更なるドル安方向へ拡大するリスクを内包しているためドルの正念場の相場展開が続きそうである。
本日の東京市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は96.67近辺。上下の2σはそれぞれ98.90と94.44近辺となっている。MACDはマイナス領域(ドル売り)を縮小。RSIは45.38となっている。また、パラボリック・システムは円売り/ドル買いシグナルを継続している。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で96.35を上回り、96.40以上で引けると→:上値目標値98.60、99.80
下値:終値で95.23を下回り、95.19以下で引けると→:下値目標値93.40、92.20

的中例:
上値
3月4日に98.83で引け、2月26日終値97.94を上回ったことによるドル買いシグナルの第一上値目標値99.60に対して、5日にザラ場で99.68、終値で99.61まで上昇→その後
93.54まで下落。
         
下値
3月19日に95.48で引け、96.34を下回り、ドル売りシグナルの第三下値目標値93.20に対して、19日にザラ場で93.54まで下落。

6月16日に終値で97.61を下回り、ドル売りシグナルの第二下値目標値95.20に対して、23日に終値で95.23まで下落。→25日は96.35に小反発。




2009年06月28日(日) 18:30

米国 - 失業保険申請件数、第1四半期GDP(確定値)

○失業保険申請件数
6月20日終了週の失業保険申請件数は、前週分が4千件上方修正(60.8万件→61.2万件)され、1.5万件増加して62.7万件となった。2週連続の増加。降水などの悪天候が季節労働者の雇用に悪影響を与え、一時的に押し上げ要因となった可能性がある。しかし、雇用削減のペースがさほど鈍化していないことを示唆しているものと考えられる。
4週移動平均は61.675万件から61,725万件に増加。
継続受給者数は前週分が668.7万人から670.9万人に上方修正され、2.9万人増加して673.8万人となった。継続受給者数は5月23日終了週の678.8万人まで17週連続で過去最高を更新していたが、5月30日終了週で675.7万人(翌週に673.5万人から675.7万人に上方修正)と1月2日以降で初めて増加がストップ。しかし、6月6日終了週は681.6万人(+5.9万人)に増加。そして6月13日終了週は670.9万人(翌週に668.7万人から670.9万人に上方修正)に再度減少となっていた。
米国の経済指標は一部に改善が見られるものの、雇用情勢については依然として低迷状態が続いており、これが個人消費の抑制や貯蓄率の上昇と相俟って景気回復を遅らせるマイナス要因として作用することが懸念される。

○第1四半期GDP(確定値)
第1四半期GDP(確定値)は改定値の-5.7%から-5.5%に上方修正された。純輸出の寄与度が2.18%から2.39%に上方修正された一方、個人消費の寄与度は0.1%ほど下方修正された。




2009年06月25日(木) 23:20

日経平均テクニカル分析(6月25日)

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

6月25日終値:先物6月限9790(+220、現物:9796.08(+205.76)

大幅続伸もP&Fチャート上に変化なし。相場の森では、第二上値目標値の10300に対して10135.82まで上昇後の調整局面は現物終値で9900以上の回復がない限り継続中。一方、相場の木では、先物は16日に9780を下回ったことによる売りシグナルの第一下値目標値9540に対して23日に9540まで終値で下落後の反発局面。このまま9830を上回れば戻りを拡大するが、米国株式相場次第であり、上値は重そう。

 日経平均の中長期的な流れである相場の森を日経平均現物で見ると、相場は5月29日に9522.50と3日続伸し、5月11日終値9451.98を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として第一目標値9700、第二目標値10300を計測。相場はその後も続伸。2日に9704.31と第一目標値の9700に乗せ、3日も9741.67と小幅ながら6日続伸となった。しかし、相場が第一上値目標値の9700に到達したことから一旦の上値達成感が出て、もたつく展開を予測。罫線では昨日2日が陰線、そして3日は上ヒゲとなり、上値の重さを物語っており、相場が上げるべきところまで上げたものと考えられ、上昇一服感が漂う展開を予測。相場は4日に予測通り9668.96に一旦反落。しかし、5日9768.01、8日9865.63と続伸。9日は9786.82に反落したが、10日9991.49、11日は9981.33に反落後、12日に10135.82まで上値を拡大した。しかし、15日は10039.67に反落。16日も9752.88と続落後、17日は9840.85に小反発したが、18日は9703.72と反落。相場の森では16日に9752.88と現物終値で9800を下回ったことから、買いシグナルは一旦消滅。仕切り直しとなった。
その後、相場は19日9786.26、22日9826.27と続伸したが、23日は9549.61と急反落。先物の第一下値目標値9540に匹敵する水準で引けた。しかし、その後相場は24日9590.32、25日9796.08と続伸し、再度戻りを試す展開となった。
相場の森では現物終値で9900以上を回復しない限り、6月12日の10135.82からの調整局面は依然として継続中ということになる。しかし、相場が終値で9900以上を回復してさらに10135.82を上回り、10200以上で引ける場合は、買いシグナルが点灯し、上値目標値として第一目標値10800、第二目標値11000を計測している。
一方、相場が現物終値で9800を下回ったことから、相場の上値達成感が強まっているが、やや戻りが鈍い状況となっており、このまま9900以上を回復せずに下落幅を拡大して9038.69を下回り、8900以下で引ける場合は売りシグナルとなり、下値目標値として第一目標値8600、第二目標値7900を計測している。
相場は上値9600の壁に挑戦する展開となっていたが、3日は9700台まで上昇。依然にコメントしたように、相場は9600を突破しても、その上の目標値9700台が新たな壁となる可能性もあると考えていた。テクニカル的には9600は上抜けのシグナルと読みたいところであるが、先物などが示す短期的な上値目標値が9740と9700台にあるうえ、現物も一文新値ならぬ100円新値で終わる可能性もあり、やや慎重にみていた。その後相場は一旦もたついたものの、12日には10135.82まで上昇した。しかし、先物の上値目標値の10140に到達したことや短期的な上昇ピッチへの警戒感もあり、15日以降は相場の調整色が強くなっていた。24日、25日と続伸したものの、9800円台が重く、罫線でも上ヒゲができており、上値が抑えられ易い状況であり、米国株式相場の大幅高など外部要因による支援がないと上抜けもしんどいとみている。
また、日経平均の短期的な流れである相場の木を日経平均先物中心限月で見ると、相場は5月19日に9300で引け、15日終値9270を上回ったことから、買いシグナルが点灯。上値目標値として9560を計測。20日はザラ場で9410まで上昇し、終値でも9330と小幅ながら続伸した。22日は9230まで下落したものの、26日は9340と20日の9330を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として9500を計測していた。そして相場は27日9430、28日9450と続伸。29日は上値目標値9500に匹敵する9510まで終値で上昇した。次の上値目標値は9740と計測。相場はその後も続伸し、6月3日に第二上値目標値の9740を若干上回る9760まで上昇。終値ベースでは続伸しているものの、2日の高値9810は3日に更新できていないこと、第二上値目標値まで上昇したことなどから一旦の上値達成感が出たと考えられ、スピード調整を予測していた。相場は4日9690に反落後、5日9780、8日9850と続伸。9日は9780に反落したが、10日は9990で引け、8日終値9850上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として第一目標値10020、第二目標値10140を計測。そして相場は11日に10020、12日に10140に上昇したが、15日は10040に反落した。相場はその後16日に9770と続落し、9780を下回ったことから売りシグナルが点灯。下値目標値として第一目標値9540、第二目標値9420を計測していた。相場は17日に9830に反発したものの、売りシグナルの消滅とはならず、18日は9730に反落。その後、19日9770、22日9830に続伸後、23日は第一下値目標値の9540で引けた。しかし、その後は一旦の下値達成感から24日は9570、本日25日は9790まで戻している。
今後の展開として相場が戻りを拡大して9830を上回る場合は上値目標値として10060を計測している。
一方、相場が再度反落して9540を下回る場合は下値目標値として9360を計測している。
本日25日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は9786近辺。上下の2σはそれぞれ10097と9475近辺となっている。MACDは6月16日にマイナス(売り)に転換し、本日もマイナス領域を継続。RSIは55、パラボリック・システムは売りシグナルを継続している。
相場は12日に現物終値で10135.82、先物終値で10140に到達したが、その後は調整局面を継続している。P&Fチャート上では、現段階で現物終値で9900以上を回復しない限り、再度上値を試す展開とはならない。通常はもう一度10135.82を上抜けするか試すリバウンドが入るのが相場の習性であるが、現状の相場には余り力強さが感じられず、上値の重い印象が強い。まずは16日にできた窓(15日安値の10029.59~16日高値の9941.50)を早期に埋められるかも戻りの可能性を占う上でも引き続きポイントである。
12日の10135.92の日に逆指標で有名な人が強気のレポートを出したことで相場が急反落し、相場のピーク感が強まっていたが、まだ待望の弱気のトーンがあるレポートが出ていない。『タイミングが難しい』とか、『まだ本格反騰には時間がかかる』とかでもいいから言って欲しいものである。

相場の森: 中長期トリガーポイントと目標値
上値:現物終値で10135.82を上回り、10200以上で引けると→上値目標値:10800、1100
下値:現物終値で9038.69を下回り、8900以下で引けると→下値目標値:8600、7900

   
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で9830を上回ると→:上値目標値10060
下値:先物終値で9540を下回ると→:下値目標値9360


的中:
下値:先物終値で9780を下回り、売りシグナル→:下値目標値9540→23日終値9540




2009年06月24日(水) 23:16

ドル・円テクニカル分析(6月24日)

ドル・円テクニカル分析

6月24日 東京市場終値(17時)95.34/36   安値95.04 高値95.66

ドル円小反発もP&Fチャート上に変化なし。16日に96.61で引け、6月10日終値97.61を下回ったことによるドル売りシグナルの下値目標値95.20に対して23日に95.23で引ける。さらに追加のドル売りシグナル点灯。東京市場終値で95.80以上を回復しない限りドル売りバイアスは継続。下値目標値は94.00。

ドル円相場は、6月3日に92.26、4日に96.21と小幅続落したものの、ジリジリと上値を切り上げ、5日には終値で96.72とトリガーポイントの96.80目前まで上昇。そして8日には終値で98.56となり、5月28日終値96.62を上回ったことからドル買いシグナルが点灯。第一上値目標値99.00に対して、ザラ場で98.86まで上昇した。しかし、その後は対主要通貨でのドル安に連れて、対円でも値を崩し、9日98.17、そして10日は97.61と続落。買いシグナルは一旦消滅した。しかし、その後11日97.84、12日98.04、15日98.25と3日続伸。8日終値98.56の上抜けするか試す形となったが、16日は急反落。96.61で引け、10日終値の97.61を下回ったことからドル売りシグナルが点灯。東京市場終値で97.20以上を回復しない限り、ドル売りバイアスは継続し、下値目標値として95.20を計測していた。
相場はその後、18日に95.84まで終値で下落後、19日は96.83に反発。しかし22日は96.13、そして23日は上記のドル売りシグナルに伴う当初の下値目標値95.20に対して95.23まで終値で下落した。19日に一旦96.83まで反発後に18日の95.84を下回ったことから追加のドル売りシグナルが点灯。東京市場終値で95.80以上を回復しない限り、ドル売りバイアスは継続し、下値目標値として94.00を計測している。
一方、ドルが切り返して95.80以上を回復し、97.00以上で引ける場合は、ドル買いシグナルが点灯し、上値目標値として99.20を計測している。
これまで繰り返しコメントしてきた93.60~92円台後半を左右のショルダー、12月18日の87.92をヘッド、99.38と99.61をネックラインとしたやや大きな逆ヘッドアンドショルダーの形成段階の予測に変更はない。相場が94~92円台に下落しても、その後に切り返して戻りを拡大して99.40、そして101.20を突破した場合、最大で112円~113円台へのドル高に繋がる可能性を引き続き予測している。ドルが91~87まで下落しない場合でも、続くプライスアクションが94~91程度の下落に収まれば、より大きな逆ヘッドアンドショルダーの形成段階は依然として継続中という認識を維持している。
しかし、その前に、上記の逆ヘッドアンドショルダーの右肩に位置する部分で、罫線など時系列のチャートでは101.17をトップ、99をショルダー、95~94をネックラインとした小さな三尊(ヘッドアンドショルダー)と見え、95~94を割り込むような下落に発展した場合、91~87を下値目標値とした下落シナリオも考えられ、引き続き軽視できないと考えていた。5月22日はザラ場で93.86と94を割り込んだが、まさにこのネックラインを試す動きが継続していると考えていた。相場は5月25日に一旦94.99に反発し、21日に94.77で引け、15日終値95.29を下回ったことによるドル売りシグナルは一旦消滅した。しかし、本格的なドル売りバイアス消滅には96.80以上の終値が必要と予測していた。
しかし、多くの市場参加者が小さな三尊(ヘッドアンドショルダー)を指摘したこともあり、相場は逆にドル高に動いた。依然コメントした某外資系金融機関との勉強会もそうであるが、相場はコンセンサスの逆に動く。相場は面白いものである。
まずは、東京市場終値で95.80以上の回復があるかどうかポイントである。この95.80以上を回復できない場合は、下値目標値94.00を試す可能性が高くなる。そして94.00は5月22日終値の94.26を下回る水準でもある。
相場はやや大きなトレーディングレンジの101~94の下限を試しに行くことになり、更なるドル安方向へ拡大するリスクを孕んでいるため正念場の相場展開が続きそうである。
本日FOMCで金融政策の出口戦略の言及があれば利上げ観測が最台頭し、ドル円は上昇するものの、ユーロ、ポンドなどが主要通貨が対ドルで下落し、クロス円の下落を通じてドル円も上値が重くなるだろう。一方、金融緩和スタンスの時間軸の延長表明や国債とGSE?MBSの資産購入オペの統合発表などを好感して株式相場が上昇し、リスク選好からドル安→クロス円上昇というパターンがドル円にとっても底堅く、強含みとなりやすいと考えている。
本日の東京市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は96.47近辺。上下の2σはそれぞれ98.93と94.56近辺となっている。MACDはマイナス領域(ドル売り)を拡大。RSIは42.96となっている。また、パラボリック・システムは円売り/ドル買いシグナルを継続している。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で96.83を上回り、97.00以上で引けると→:上値目標値99.20
下値:23日に終値で95.84を下回り、ドル売りシグナル→:下値目標値94.00

的中例:
上値
3月4日に98.83で引け、2月26日終値97.94を上回ったことによるドル買いシグナルの第一上値目標値99.60に対して、5日にザラ場で99.68、終値で99.61まで上昇→その後
93.54まで下落。
         
下値
3月19日に95.48で引け、96.34を下回り、ドル売りシグナルの第三下値目標値93.20に対して、19日にザラ場で93.54まで下落。

6月16日に終値で97.61を下回り、ドル売りシグナルの第二下値目標値95.20に対して、23日に終値で95.23まで下落。→本日24日は95.35に小反発。




2009年06月18日(木) 23:31

日経平均テクニカル分析(6月18日)

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

6月18日終値:先物6月限9730(-100)、現物:9703.72(-137.13)

反落。第二上値目標値の10300に対して10135.82まで上昇後の調整局面。相場の森では5月29日に9522.50で引け、5月11日9451.98を上回ったことによる買いシグナルは現物終値で9800を下回ったことから一旦消滅。一方、先物は10日に9990で引け、8日終値9850を上回ったことによる買いシグナルの第二上値目標値10140に対して10140まで上昇後の調整局面。9780を下回り、売りシグナルが点灯。下値目標値は9540、9420。

 日経平均の中長期的な流れである相場の森を日経平均現物で見ると、相場は5月29日に9522.50と3日続伸し、5月11日終値9451.98を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として第一目標値9700、第二目標値10300を計測。相場はその後も続伸。2日に9704.31と第一目標値の9700に乗せ、3日も9741.67と小幅ながら6日続伸となった。しかし、相場が第一上値目標値の9700に到達したことから一旦の上値達成感が出て、もたつく展開を予測。罫線では昨日2日が陰線、そして3日は上ヒゲとなり、上値の重さを物語っており、相場が上げるべきところまで上げたものと考えられ、上昇一服感が漂う展開を予測していた。
相場はその後、4日に予測通り9668.96に一旦反落。しかし、5日9768.01、8日9865.63と続伸。9日は9786.82に反落したが、10日9991.49、11日は9981.33に反落後、12日に10135.82まで上値を拡大した。しかし、15日は10039.67に反落。16日も9752.88と俗落後、17日は9840.85に小反発したが、本日18日は9703.72と反落した。
今後の展開として、相場の森では16日に9752.88と現物終値で9800を下回ったことから、買いシグナルは一旦消滅。仕切り直しとなった。今後、相場が切り返して10135.82を上回り、10200以上で引ける場合は、買いシグナルが点灯し、上値目標値として第一目標値10800、第二目標値11000を計測している。
一方、9800を下回ったことから、相場の上値達成感が強まっているが、やや戻りが見られない状況となっており、下落幅を拡大して9038.69を下回り、8900以下で引ける場合は売りシグナルとなり、下値目標値として第一目標値8600、第二目標値7900を計測している。
相場は上値9600の壁に挑戦する展開となっていたが、3日は9700台まで上昇。依然にコメントしたように、相場は9600を突破しても、その上の目標値9700台が新たな壁となる可能性もあると考えていた。テクニカル的には9600は上抜けのシグナルと読みたいところであるが、先物などが示す短期的な上値目標値が9740と9700台にあるうえ、現物も一文新値ならぬ100円新値で終わる可能性もあり、やや慎重にみていた。その後相場は一旦もたついたものの、12日には10135.82まで上昇した。しかし、先物の上値目標値の10140に到達したことや短期的な上昇ピッチへの警戒感もあり、15日以降は相場の調整色が強くなっている。
また、日経平均の短期的な流れである相場の木を日経平均先物中心限月で見ると、相場は5月19日に9300で引け、15日終値9270を上回ったことから、買いシグナルが点灯。上値目標値として9560を計測。20日はザラ場で9410まで上昇し、終値でも9330と小幅ながら続伸した。22日は9230まで下落したものの、26日は9340と20日の9330を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として9500を計測していた。そして相場は27日9430、28日9450と続伸。29日は上値目標値9500に匹敵する9510まで終値で上昇した。次の上値目標値は9740と計測。相場はその後も続伸し、6月3日に第二上値目標値の9740を若干上回る9760まで上昇。終値ベースでは続伸しているものの、2日の高値9810は3日に更新できていないこと、第二上値目標値まで上昇したことなどから一旦の上値達成感が出たと考えられ、スピード調整を予測していた。相場はその後、4日9690に反落後、5日9780、8日9850と続伸。9日は9780に反落したが、10日は9990で引け、8日終値9850上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として第一目標値10020、第二目標値10140を計測。そして相場は11日に10020、12日に10140に上昇したが、15日は10040に反落した。相場はその後16日に9770と続落し、9780を下回ったことから売りシグナルが点灯。17日に反発したものの、売りシグナルの消滅とはならず、本日18日は9730に反落した。
今後の展開として先物終値で9800を回復しない限り、下値を試すバイアスが継続し、下値目標値として第一目標値9540、第二目標値9420を計測している。
一方、相場が切り返して、10140を上回る場合は上値目標値として第一目標値10320、第二目標値10400を計測している。
本日18日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は9677近辺。上下の2σはそれぞれ10201と9152近辺となっている。MACDは6月16日にマイナス(売り)に転換し、本日もマイナス領域を拡大。RSIは56となっている。
相場は12日に現物終値で10135.82、先物終値で10140に到達した。しかし、その後は調整局面入りとなっている。P&Fチャート上では現物終値で10100以上を回復しない限り、再度上値を試す展開とはならない。通常はもう一度10135.82を上抜けするか試すリバウンドが入るのが相場の習性であるが、現状の相場には余り力強さが感じられない。まずは16日にできた窓(15日安値の10029.59~16日高値の9941.50)を早期に埋められるかも戻りの可能性を占う上でもポイントである。
12日の10135.92の日に逆指標で有名な人が強気のレポートを出したことで相場のピーク感が強まっている。この人が強気の記事を書いた次の日は必ず相場が下落しているが、近いうちに弱気のトーンがあるレポートが出るかどうかも重要なポイントである。
前回も書いたが、1929年の大恐慌のとき、NYダウが高値をつけて20ヶ月後の相場は再度暴落している。このパターンを当てはめると14000ドルをつけたのが2007年10月でその20ヵ月後は2009年6月となる。6月は債券が底入れし易く(2003年は例外的に天井)、株式相場も債券相場も転換点の月となっているケースが毎年多く見られる。
ドル円は97.60を下回り、97.40以下で引けたことから16日に売りシグナルが点灯。下値目標値の95.20に対して、本日は95.64まで下落。クロス円主導で円高となっている。株式相場の下落→リスク回避のドル買い→クロス円の売り→ドル円の売りという懸念したパターンとなった。ただし、5月CPIの低下、予想を上回る第1四半期経常赤字、米利上げ観測の後退などから対主要通貨でドルが軟化したことからクロス円も戻す場面も見られたが、ドル円の下落→クロス円の軟化→対ドルでの主要通貨の軟化→ドル円の軟化というパターンで株式相場には引き続きマイナス材料として作用している側面が大きい。

相場の森: 中長期トリガーポイントと目標値
上値:現物終値で10135.82を上回り、10200以上で引けると→上値目標値:10800、1100
下値:現物終値で9038.69を下回り、8900以下で引けると→下値目標値:8600、7900

   
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で10140を上回ると→:上値目標値10320、10400
下値:先物終値で9780を下回り、売りシグナル→:下値目標値9540、9420




2009年06月16日(火) 23:58

ドル・円テクニカル分析(6月16日)

ドル・円テクニカル分析

6月16日 東京市場終値(17時)96.59/62   安値96.08 高値97.90

ドル円急反落。本日16日に96.61で引け、6月10日終値97.61を下回り、ドル売りシグナル点灯。東京市場終値で97.20以上を回復しない限り、ドル売りバイアスは継続。下値目標値は95.20。クロス円とともに下値確認の展開。

ドル円相場は、6月3日に92.26、4日に96.21と小幅続落したものの、ジリジリと上値を切り上げ、5日には終値で96.72とトリガーポイントの96.80目前まで上昇。そして8日には終値で98.56となり、5月28日終値96.62を上回ったことからドル買いシグナルが点灯。第一上値目標値99.00に対して、ザラ場で98.86まで上昇した。しかし、その後は対主要通貨でのドル安に連れて、対円でも値を崩し、9日98.17、そして10日は97.61と続落。買いシグナルは一旦消滅した。
しかし、その後11日97.84、12日98.04、15日98.25と3日続伸。8日終値98.56の上抜けするか試す形となったが、本日16日は急反落。96.61で引け、10日終値の97.61を下回ったことからドル売りシグナルが点灯。東京市場終値で97.20以上を回復しない限り、ドル売りバイアスは継続し、下値目標値として95.20を計測している。
一方、ドルが切り返して98.25を上回り、98.40以上で引ける場合は、ドル買いシグナルが点灯し、上値目標値として第一目標値99.20、第二目標値101.20を計測している。
これまで繰り返しコメントしてきた93.60~92円台後半を左右のショルダー、12月18日の87.92をヘッド、99.38と99.61をネックラインとしたやや大きな逆ヘッドアンドショルダーの形成段階の予測に変更はない。相場が92円台に下落後に切り返して戻りを拡大して99.40、そして101.20を突破した場合、最大で112円~113円台へのドル高に繋がる可能性を引き続き予測している。ドルが91~87まで下落しない場合でも、続くプライスアクションが94~91程度の下落に収まれば、より大きな逆ヘッドアンドショルダーの形成段階は依然として継続中という認識を維持している。
しかし、その前に、上記の逆ヘッドアンドショルダーの右肩に位置する部分で、罫線など時系列のチャートでは101.17をトップ、99をショルダー、95~94をネックラインとした小さな三尊(ヘッドアンドショルダー)と見え、95~94を割り込むような下落に発展した場合、91~87を下値目標値とした下落シナリオも考えられ、引き続き軽視できないと考えていた。5月22日はザラ場で93.86と94を割り込んだが、まさにこのネックラインを試す動きが継続していると考えていた。相場は5月25日に一旦94.99に反発し、21日に94.77で引け、15日終値95.29を下回ったことによるドル売りシグナルは一旦消滅した。しかし、本格的なドル売りバイアス消滅には96.80以上の終値が必要と予測していた。
しかし、多くの市場参加者が小さな三尊(ヘッドアンドショルダー)を指摘したこともあり、相場は逆にドル高に動いた。依然コメントした某外資系金融機関との勉強会もそうであるが、相場はコンセンサスの逆に動く。相場は面白いものである。
本日は、前日の欧米国株式相場の下落を背景としたリスク回避的なドル高、円高となった。しかし、東京市場で一旦の下値確認後は、反発。本日の下げ幅をほぼ全値戻した形に近い回復を見せた(ユーロ円は15日137.99→16日安値132.74→戻り高値海外市場135.34)。  
昨日、日経平均テクニカル分析の欄にもコメントしたが、ユーロドルが三尊(ヘッドアンドショルダー)を形成しており、ネックラインの1.3800を明確に割り込むと1.33~1.32ドル台への下落を予想していた。これは株式相場の下落に伴うリスク回避のクロス円の売り、即ちユーロ円の売りが主導してユーロドルも下がる展開で、当然、ドル円も(ドル高も対円では下落)下落パターンとなり、株式相場にマイナス材料として再度フィードバックされていく懸念を持っていると指摘した。
本日はそのパターンとなったが、切り返しも早く、クロス円の通貨にもよるが、日中の下げ幅をかなり取り戻す格好となった。上記のドル円のヘッドアンドショルダーと同様、今朝、某銀行のアナリストがユーロドルのヘッドアンドショルダーについてコメントしていた。嫌な予感が的中。皆が同じ考えを持つとなかなかそうはならない。まさに相場はコンセンサスの逆に動くである。ユーロドルは本日1.3749まで下落したが、その後1.39台を回復した。ただし、一旦ネックライン(1.3800)を下に切っても、リターン・ムーブというネックラインに回帰する傾向もあり、まだユーロドルの下落リスクが終わったとはみていない。このため、今日の海外や明日の日経平均が反発しても、再度ユーロドルがネックラインの1.38割れを試すリスクは残っており、クロス円の下落幅拡大を通じて、ドル円も95円台に下値を試す可能性は残っていると考えられる。とりあえず、97.20以上の回復がないと安心できない。
本日の東京市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は96.47近辺。上下の2σはそれぞれ99.20と93.74近辺となっている。MACDはプラス領域を縮小。RSIは47となっている。また、パラボリック・システムは円売り/ドル買いシグナルを継続している。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で98.25を上回り、98.40以上で引けると→:上値目標値99.20、101.20
下値:16日に終値で97.61を下回り、ドル売りシグナル→:下値目標値96.80、95.20




2009年06月15日(月) 23:58

日経平均テクニカル分析(6月15日)

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

6月15日終値:先物6月限10040(-100)、現物:10039.67(-96.15)

小幅反落。第二上値目標値の10300に対して10135.82まで上昇後の小休止。相場の森では5月29日に9522.50で引け、5月11日9451.98を上回ったことによる買いシグナルは継続。現物終値で9800を下回らない限り、上値を試すバイアスが継続。一方、先物は10日に9990で引け、8日終値9850を上回ったことによる買いシグナルの第二上値目標値10140に対して10140まで上昇後の反落局面。上値目標値到達で調整局面入りの可能性も。

 日経平均の中長期的な流れである相場の森を日経平均現物で見ると、相場は5月29日に9522.50と3日続伸し、5月11日終値9451.98を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として第一目標値9700、第二目標値10300を計測。相場はその後も続伸。2日に9704.31と第一目標値の9700に乗せ、3日も9741.67と小幅ながら6日続伸となった。しかし、相場が第一上値目標値の9700に到達したことから一旦の上値達成感が出て、もたつく展開を予測。罫線では昨日2日が陰線、そして3日は上ヒゲとなり、上値の重さを物語っており、相場が上げるべきところまで上げたものと考えられ、上昇一服感が漂う展開を予測していた。
相場はその後、4日に予測通り9668.96に一旦反落。しかし、5日9768.01、8日9865.63と続伸。9日は9786.82に反落したが、10日9991.49、11日は9981.33に反落後、12日に10135.82まで上値を拡大した。しかし、本日は10039.67に反落した。
今後の展開として、相場の森では買いシグナルが継続していることから、現物終値で9800を下回らない限り、上値を試すバイアスは継続し、第二上値目標値の10300に向けた上昇基調の継続を予測する。しかし、9800を下回る場合は、買いシグナルが一旦消滅し、仕切り直しとなる。
また、9800を下回り、さらに下落幅を拡大して9038.69を下回り、8900以下で引ける場合は売りシグナルとなり、下値目標値として第一目標値8600、第二目標値7900を計測している。
相場は上値9600の壁に挑戦する展開となっていたが、3日は9700台まで上昇。依然にコメントしたように、相場は9600を突破しても、その上の目標値9700台が新たな壁となる可能性もあると考えていた。テクニカル的には9600は上抜けのシグナルと読みたいところであるが、先物などが示す短期的な上値目標値が9740と9700台にあるうえ、現物も一文新値ならぬ100円新値で終わる可能性もあり、やや慎重にみていた。その後相場は一旦もたついたものの、12日には10135.82まで上昇した。しかし、先物の上値目標値の10140に到達したことや短期的な上昇ピッチへの警戒感もあり、本日は反落した。相場の森では上記のように9800を下回るかどうかが、今後の流れを決めるポイントとなる。
また、日経平均の短期的な流れである相場の木を日経平均先物中心限月で見ると、相場は5月19日に9300で引け、15日終値9270を上回ったことから、買いシグナルが点灯。上値目標値として9560を計測。20日はザラ場で9410まで上昇し、終値でも9330と小幅ながら続伸した。22日は9230まで下落したものの、26日は9340と20日の9330を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として9500を計測していた。そして相場は27日9430、28日9450と続伸。29日は上値目標値9500に匹敵する9510まで終値で上昇した。次の上値目標値は9740と計測。相場はその後も続伸し、6月3日に第二上値目標値の9740を若干上回る9760まで上昇。終値ベースでは続伸しているものの、2日の高値9810は3日に更新できていないこと、第二上値目標値まで上昇したことなどから一旦の上値達成感が出たと考えられ、スピード調整を予測していた。相場はその後、4日9690に反落後、5日9780、8日9850と続伸。9日は9780に反落したが、10日は9990で引け、8日終値9850上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として第一目標値10020、第二目標値10140を計測。そして相場は11日に10020、12日に10140に上昇したが、本日は10040に反落した。
今後の展開として相場が下値を拡大して急反落し、9780を下回る下げに発展した場合は、下値目標値として第一目標値9540、第二目標値9420を計測。
一方、相場が切り返して、10140を上回る場合は上値目標値として第一目標値10320、第二目標値10400を計測している。
本日15日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は9627近辺。上下の2σはそれぞれ10185と9070近辺となっている。MACDは6月1日にプラス領域(買い)に転換し、本日も継続中ながら若干プラス領域を縮小。RSIは67、また、パラボリック・システムは買いシグナル継続となっている。
相場は順調に10000円台を回復し、相場の木である上値目標値10140に到達。本日は反落したが、相場の森では現物終値で9800を下回らない限り、10300に向けた上昇基調は継続する形となっている。ただし、逆指標で有名な人が金曜日にわざわざとても強気のレポートを出した。この人が強気の記事を書いた次の日は必ず相場が下落しており、月曜日は下がると断定していた。やはりこの人が弱気にならないと相場が本格的な上昇トレンドを継続することはないだろう。
少し嫌な話だが、1929年の大恐慌のとき、NYダウが高値をつけて20ヶ月後の相場は再度暴落している。このパターンを当てはめると14000ドルをつけたのが2007年10月でその20ヵ月後は2009年6月となる。
ドル円は97.60を下回り、97.40以下で引ける場合は95.20程度までの下落の可能性がある。これはユーロドルが三尊(ヘッドアンドショルダー)を形成しており、1.3800を明確に割り込むと1.33~1.32ドル大への下落が予想される。これは株式相場の下落に伴うリスク回避のクロス円の売り、即ちユーロ円の売りが主導してユーロドルも下がる展開と考えられる。当然、ドル円の(ドル高も対円では下落)下落パターンとなり、株式相場にマイナス材料として再度フィードバックされていく懸念を持っている。

相場の森: 中長期トリガーポイントと目標値
上値:5月29日に9522.50で引け、9451.98を上回り、買いシグナル→上値目標値:9700、10300
下値:現物終値で9038.69を下回り、8900以下で引けると→下値目標値:8600、7900

   
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で10140を上回ると→:上値目標値10320、10400
下値:先物終値で9780を下回ると→:下値目標値9540、9420




2009年06月10日(水) 23:14

ドル・円テクニカル分析(6月10日)

ドル・円テクニカル分析

6月10日 東京市場終値(17時)97.60/62   安値97.09 高値97.73

ドル円続落。6月8日に98.56で引け、5月28日終値96.62を上回ったことによるドル買いシグナルは一旦消滅。ドル安基調継続もクロス円の上昇からドル円の下値も堅い展開。上値のトリガーポイントは98.60。

ドル円相場は、5月20日に95.99、21日は94.77と続落。15日終値95.29を下回ったことからドル売りシグナルが点灯。第一下値目標値94.00に対して、22日は終値で94.26、23日はザラ場安値で93.86まで下落した。しかし、25日は94.99に反発。北朝鮮の核実験発表とミサイル発射報道もあり、クロス円主導で円売りとなり、ドル全面安の中、ドル円だけは上昇する形となり、ドル売りシグナルは一旦消滅した。しかし、26日は、グローバルな株式相場の上昇一服感に加えて、ドル売りの巻き戻しも入る格好でドルが対主要通貨で反発。クロス円の下落を通じてドル円は94.66に小幅反落した。しかし、27日は95.22に反発し、28日はザラ場で97.05まで上昇するなど大幅続伸し、96.62まで終値で上昇した。そして29日は96.45、6月1日は94.76と続落。5月19日終値96.68の上抜けに失敗し、今度は5月22日終値94.26の下抜けに行く形となったが、それも2日に96.51まで上昇したことで失敗。結局終値ベースで見ると、96~94円台のレンジ相場を継続していた。
その後ドルは終値で3日に92.26、4日に96.21と小幅続落したものの、ジリジリと上値を切り上げ、5日には終値で96.72とトリガーポイントの96.80目前まで上昇。そして8日には終値で98.56となり、5月28日終値96.62を上回ったことからドル買いシグナルが点灯。第一上値目標値99.00に対して、ザラ場で98.86まで上昇した。しかし、その後は対主要通貨でのドル安に連れて、対円でも値を崩し、9日98.17、そして本日10日は97.61と続落。買いシグナルは一旦消滅した。
今後の展開として、ドルがクロス円の上昇に連れて反発し、東京市場終値で98.20以上で引ける場合は、再度ドル円の上昇開始となる。この場合、相場の習性として8日終値98.56を上抜けするか試す展開となるが、98.60以上で引ける場合は、再度ドル買いシグナルが転倒し、上値目標値として第一目標値100.20、第二目標値101.40を計測している。
一方、ドルが下げ幅を拡大して94.76を下回り、94.59以下で引けると、下値目標値として第一目標値92.80、第二目標値91.60、第三目標値90.40を計測している。
これまで繰り返しコメントしてきた93.60~92円台後半を左右のショルダー、12月18日の87.92をヘッド、99.38と99.61をネックラインとしたやや大きな逆ヘッドアンドショルダーの形成段階の予測は変更がない。相場が92円台に下落後に切り返して戻りを拡大して99.40、そして101.20を突破した場合、最大で112円~113円台へのドル高に繋がる可能性を引き続き予測している。ドルが91~87まで下落しない場合でも、続くプライスアクションが94~91程度の下落に収まれば、より大きな逆ヘッドアンドショルダーの形成段階は依然として継続中という認識である。
しかし、その前に罫線など時系列のチャートでは101.17をトップ、99をショルダー、95~94をネックラインとした小さな三尊(ヘッドアンドショルダー)と見え、95~94を割り込むような下落に発展した場合、91~87を下値目標値とした下落シナリオも考えられ、引き続き軽視できないと考えていた。23日はザラ場で93.86と94を割り込んだが、まさにこのネックラインを試す動きが継続していると考えていた。相場は5月25日に一旦94.99に反発し、21日に94.77で引け、15日終値95.29を下回ったことによるドル売りシグナルは一旦消滅した。しかし、本格的なドル売りバイアス消滅には96.80以上の終値が必要と予測していた。
しかし、多くの市場参加者が小さな三尊(ヘッドアンドショルダー)を指摘したこともあり、相場は逆にドル高に動いた。依然コメントした某外資系金融機関との勉強会もソウであるが、相場はコンセンサスの逆に動く。相場は面白いものである。
ポンド円は逆ヘッドアンドショルダーによる上値目標値160円に到達した。本日終値は160.30近辺。クロス円の上昇一服感が情勢され易い水準とみているが、株式相場がさらに上値を拡大するようであれば、引き続きクロス円が引っ張る形でドル安とその結果としての円安局面が継続すると考えている。懸念は米国株式の上値が重くなっていることである。資金余剰を背景としたリスク資産への資金流入も、景気回復期待を先取り(いいとこ取り)してきた面が強く、急反落する場合はクロス円の下落リスクも高くなることには注意が必要と考えられる。また、シカゴIMMの通貨先物市場の非商業(投機)ポジションはドル売りポジションが高水準で推移していることもドル反転を通じてクロス円下落→ドル円伸び悩みとなるリスクも内包している。
本日の東京市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は96.09近辺。上下の2σはそれぞれ98.46と93.71近辺となっている。MACDはプラス領域を拡大・継続。RSIは54となっている。また、パラボリック・システムは円売り/ドル買いシグナルを継続している。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で98.56を上回り、98.60以上で引けると→:上値目標値100.20、101.40
下値:終値で94.76を下回り、94.59以下で引けると→:下値目標値92.80、91.60、90.40




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角山智