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2007年05月10日(木) 23:22 « 前の記事   次の記事 »

ユーロ・ドルテクニカル分析(5月10日)

5月10日 本日のユーロ・ドル相場

東京市場終値(17時):1.3555/60  安値1.3523 高値1.3564

ユーロ・ドル小幅反発もP&Fチャート上に変化なし。終値で1.3570以上を回復しなければ、ユーロ売りシグナル継続。下値目標値は1.3490。ただし、主波動が1.3640までの上昇後、右肩下がりの揉み合い形状となっており、経験則的には下値確認後は再度上値を試す可能性が残る。

10日の東京市場ユーロ・ドル相場は小幅反発。午後5時時点の終値は前日比0.0017ドル、ユーロ高・ドル安の1.3555/60。


9日東京市場引け後の海外市場では、G3通貨ではドルが対主要通貨で強含み。FOMCでは予想通り政策金利を据え置き(5.25%)とし、声明文では前回とほぼ同様の表現であったが、市場ではややハト派的な内容を期待していた面もあり、早期利下げに対する期待が後退。米国債利回りが上昇し、ドルが対主要通貨で堅調となった。ドル円は119.64から120.15まで上昇。高値圏で引けている。また、ユーロ・ドルは1.3566から1.3519まで下落した。一方、ユーロ円は162円台前半で下値を切り上げる動き。アジア時間の安値162.04から162.52まで回復している。9日のNY市場終値はドル円が120.10、ユーロ・ドルが1.3529、ユーロ円が162.47。9日のG3通貨はドル>円>ユーロの順番であった。
東京市場は1.3532/37で寄り付いた。本日は2時過ぎまで1.3530台を中心に一進一退の展開を継続したが、ECB理事会を控えて、引けにかけてユーロが買い戻される展開。1.3564まで上昇し、1.3550台で東京市場の取引を終了した。
本日の東京市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は1.3588近辺。上下の2σはそれぞれ1.3665と1.3512近辺となっている。MACDは1日にマイナス領域に転換し、本日も継続。RSIは53.96となっている。また、パラリックシステムはユーロ売り/ドル買いシグナルを継続している。
ユーロ・ドル相場における相場の森を見ると、1999年1月4日の東京市場終値1.1855から2000年10月26日終値0.8233(ザラ場安値は0.8228)まで下落トレンドを形成後、2001年1月5日終値0.9562まで反発。2001年7月6日の0.8381を二番底とし、2004年12月29日東京市場終値1.3630(ザラ場は12月30日の1.3666)まで大きな上昇トレンドを形成。その後は2005年11月17日終値の1.1655まで下落トレンドを形成後、2006年12月7日の1.3323まで上昇トレンドを見せ、現在は1.3323からの反落後、1月12日の1.2914から2月6日の1.2927まで下値を固めた後の反発過程に位置している。
相場は11日に1.3424で引け、終値で1.3420以上となったことから、ユーロ買いシグナルが点灯。上値目標値は1.3510と計測していた。12日は1.3468に続伸。ザラ場では1.3477まで上値を拡大。ユーロ・円が160円台突入後も上値を伸ばしていることから、ユーロ・ドルも堅調。ユーロ円の160.70や161円台到達の場合はユーロ・ドルも1.35台示現の可能性が高いと予測していたが、12日にユーロ円が160.85まで上昇しており、ユーロ・ドルの1.3477に繋がっている状態であった。相場は13日も堅調で4日続伸。終値で1.3525と上値目標値1.3510に近いに水準に上昇した。相場は16日も上昇し、5日続伸。1.3555で引けた。相場が第一上値目標値に到達し、ここからの上値も伸び悩む展開を予想していたが、相場は17日に1.3540に小幅反落した。そして18日は1.3589に反発。高値は1.3603まであり、第二上値目標値の1.3620に接近してきていた。19日はほぼ変わらずの引け。また、ザラ場では1.3619まで上昇した。バイアスとしては、終値ベースで1.36台到達に向けて緩やかなユーロ高基調を継続する展開と予測していたが、20日は1.3637までザラ場で上昇し、1.3615で引けた。第二上値目標値の1.3620に終値でほぼ到達したことから、一旦のユーロのピーク圏と見ており、今後は小幅なスピード調整が入ると見ていた。相場はその後、23日1.3572、24日1.3565と小幅続落した。尤も、ユーロが1.3360を下回らなければ大きな反落には発展しないと見ており、調整後は再度1.3615の上抜けを試す展開となり、天井圏形成の揉み合いに入るか、更なる上値更新をするかの分岐点を迎えることになると予測していた。相場は、25日1.3640で引け、1.3615を上回り、ユーロ買いシグナルが点灯。上値目標値は、第一目標値1.3700、第二目標値1.3810と計測していた。26日は1.3640と変わらずとなったが、海外市場では1.3667まで上昇。しかし、27日は1.3601に反落した。短期的なユーロ買いシグナルは一旦消滅したが、切り返して1.3650を上回ると1.3740を次の上値目標値として計測していた。1日は1.3639に反発。相場の習性から1.3640の上抜けを試す展開となったが、結局これに失敗。2日は1.3573で引け、1.3590以下で引けたことからユーロ売りシグナルが点灯。今後、終値で1.3600以上を回復しない限り、下値目標値は1.3480、1.3420と計測していた。その後の海外市場では、4日に1.3533まで下落したが、その後は予想を下回る米雇用統計を契機にユーロの買い戻しが優勢となり、7日は1.3606で引けた。これによりユーロの売りシグナルは一旦消滅し、仕切り直しとなった。8日は1.3601に小幅反落。そして9日は1.3543と、1.3560以下で引けたことからユーロ売りシグナルが点灯。東京市場終値で1.3570以上を回復しなければ、下値目標値を1.3490と計測していた。本日は1.3555/60に小幅反発したが、P&Fチャート上に変化はない状態となっている。足元のユーロ・ドルのチャートを見ると、主波動が終値1.3640までの上昇後、右肩下がりの揉み合い形状となっており、経験則的には下値確認後は再度上値を試す可能性が残り、切り返して1.3640を上回ると、上値目標値を1.3810、1.3870と計測している。したがって、下値も目標値まで下落せず、1.3510近辺で反発する可能性もあると考えている。本日はユーロ円が反発したが、163.10の上抜けに失敗して162.20を下回ると161.00までの下落の可能性があり、その場合は、ユーロ・ドルの下値も1.34台に入る可能性が高まると見ている。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で1.3640以上で引けると→:上値目標値1.3810、1.3870
下値:終値で1.3560以下で引けると→:下値目標値1.3490





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