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相場博士の相場予測&投資学習 > ユーロ・円テクニカル分析 > ユーロ・円テクニカル分析(5月2日)
2007年05月03日(木) 00:15 « 前の記事   次の記事 »

ユーロ・円テクニカル分析(5月2日)

5月2日 本日のユーロ・円相場

東京市場終値(17時):162.85  安値162.55 高値163.10

ユーロ・円6日ぶりに反落。上値目標値163.10に対して、ザラ場で163.30、終値で163.04まで上昇後の上昇一服感。

2日の東京市場ユーロ・円相場は6日ぶりに反落。午後5時時点の終値は前日比約19銭ユーロ安・円高の162.85。


1日の海外市場では、ロンドンを除き、欧州の主要国が休場。朝方はドル円がじり安に推移する展開に追随し、ユーロ・ドルも小じっかりで推移。CBIの小売調査で売上判断指数が2004年5月以来の高水準を記録したことでポンド買い/ドル売りとなり、ポンド・ドルは2.0075、ユーロ・ドルは1.3674、ドル円は119.07までドル安となった。ユーロ・ドルはその後も底堅い展開だったが、ISM製造業景況指数が予想を大幅に上回ると対主要通貨でのドルの買い戻しが強まり、ドル円は119.87まで上昇。ユーロ・ドルはユーロ・ロングの向きからのポジション調整が入り、欧州の引けにかけて1.3590までユーロ安・ドル高となった。
ユーロ円は東京時間の163.29は更新できずに163.20台が重い展開。ユーロドルの反落で162.80まで下落したが、ドル円の上昇もあり、引けにかけて163.13まで戻し、163円台に乗せて引けている。1日のNY市場終値はドル円が119.86、ユーロ・ドルが1.3605、ユーロ円が163.08。1日のG3通貨はドル>ユーロ>円の順番であった。
 東京市場寄り付き後は、163円を挟んで揉み合いとなった。しかし、徐々にユーロの利食い売りが優勢となり、ドル円の大口の売りも入ったことから、162.55まで下落した。引けにかけて買い戻しが入り、162.85で東京市場の取引を終了した。
本日の東京市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は161.38近辺。上下の2σはそれぞれ163.79と158.98となっている。MACDはプラス領域を継続。RSIは68.68となっている。また、パラボリックシステムはユーロ買い/円売りシグナルを継続している。
ユーロ・円相場における相場の森を見ると、1999年1月4日の東京市場終値134.98(ユーロ・ドルは1.1855)から2000年10月26日終値89.01(ザラ場は88.93、ユーロ・ドルは0.8233、ザラ場安値は0.8228)まで下落トレンドを形成後、大きな上昇トレンドに転換している。この間、細部を見てみると、2001年1月12日終値112.77まで反発。2001年6月1日の100.65を二番底とし、2003年5月30日東京市場終値140.64まで大きな上昇トレンドを形成。その後2004年11月11日終値の124.85まで下落トレンドを形成後、上昇トレンドに転換。2月23日には159.64まで上昇し、最高値更新となった。
ユーロ・円は終値ベースで156.30、157.18、157.60、158.05、158.51と上値を切り上げている状態であったが、22日に158.72とこれを更新。揉み合いながらエネルギーを蓄積する、右肩上がりの保ち合いレンジを形成しながら上昇トレンドを続けている状態であった。
相場は23日終値の159.31を高値に、26日の1銭安に続き、27日は157.96と続落。そして28日は、156.69と156.80以下で引けたことからユーロ売りシグナルが点灯。下値目標値は156.00、155.70、155.40と計測していた。1日は157.20まで上昇したものの、156.24で引け、引き続き、下落バイアスが残る展開となっていた。
相場は2日に終値で155.03まで下落。前日の海外市場では154.55まで下落。下値を試す動きが続き、ユーロ・円の上昇トレンドは黄信号となっていた。ポンド・円や豪ドル・円は時系列のチャートがヘッドアンドショルダーにも見えることから、それぞれ222円台や90円台までの下落の可能性もあり、ユーロ・円も152円台の下落リスクを考えていた。さらに、東京市場終値でも154.50を下回ると、P&F上は152.70程度までの下落リスクを予測していたが、5日終値は151.55とやや予想を超える下落幅となった。P&F上では、下落を意味する○印がだいぶ下に伸びきってきており、とりあえずの下値に近づいてきた状態と見ていた。
相場は6日に152.73に反発。第三下値目標値の152.70をも突破して売られすぎた分の修正的な反発と見ていた。相場は8日も153.59まで3日続伸。そして9日も154.28まで4日続伸となった。154.15を上回っており、次の上値目処は155.20を目指す展開と見ていた。相場は12日に155.41まで終値で戻りを拡大。P&Fチャート上でも大幅に戻り幅を拡大。ここまで戻せば、相場の習性から反落して二番底形成に入っても、151.55や150.76を下抜けするか試すリスクは回避される可能性が高いと考えていた。ただし、相場がこのまま一気に戻し、159.40を上抜けするとは考え難く、ドル・円同様、終値ベースでの二番底形成プロセスが必要と考えていたが、相場は13日に154.46に反落。ようやく相場の習性から二番底形成プロセスに入ってきた。今後、ユーロが切り返して155.60以上で引けると156.60程度までの戻りが考えられるが、まずは二番底を確認してからと考えていた。ユーロが150.76から155.72までの戻り幅4円96銭の38.2%押しの153.83やその下の50%押しの153.24程度まで下落しても東京市場終値の151.55やザラ場安値の150.76を下抜ける展開に発展することはないと予測していた。相場は、14日153.14に続落。ザラ場では61.8%押しの152.65に近い152.67まで下落した。しかし、その後は反発しており、この水準を下回らなければ、ユーロ・円の下値攻めは完了。二番底が完成したと見ていいと考えていた。
また、東京市場終値で153.40以上を回復すれば、一旦の下値確認と見ていたが、相場は15日に急反発。155.00で引けた。ザラ場では155.52まで戻しており、これは12日ザラ場の戻り高値155.72から14日ザラ場安値152.67までの下落幅3円05銭の85.4076%戻しの155.27も上回る水準で、理屈的には全値戻しの155.76まで戻してもいいことになると考えていた。その後の15日の海外市場では155.84まで上昇している。
ユーロ・ドルが買いシグナルを継続していることから、ユーロ・円はドル・円対比で戻り高値からの下落幅が小さく、且つ戻り幅も大きい状況となっている。16日は12日の155.41と同じほぼ水準の155.44で引けた。
ユーロ・円相場は、19日に155.88と155.50以上で引け、ユーロ買いシグナルが点灯。156.60を上値目標値として計測していた。
相場は、20日に上値目標値の156.60に対して、156.67で引けた。高値は156.96まであった。相場は156.60の上値目標値に到達したことで、今後は一旦のスピード調整を挟む展開を予測する。ユーロ・円相場は、ドル・円同様に上下を縮小しながらの三角保ち合いも考えられたが、ドル円よりも先にレンジをブレイクする可能性が高いと考えていた。相場はレンジをブレイクしたが、既に目標値に到達しており、一旦の水準訂正的な反落を予想。しかし、その後に再度上値を試す展開となれば、156.90以上まで戻りを拡大する可能性があり、その場合は以前の右肩上がりの保ち合いレンジに戻ることも予測していた。
相場は、22日に156.91で引けた。20日の海外市場では155.60まで反落後に切り返し、157.51まで戻り高値を拡大している。ただし、157.54や158.34といった壁が控えており、簡単には最高値の159.64まで戻る展開とはならないとの予測に変更はなく、押し目を入れながらのユーロの回復局面と予測していた。
23日は157.21で引けたが、やや戻り過ぎの感があった。東京市場引け後に反落しており、スピード調整を入れる段階に来ていると考えていた。上値目標値の156.60から上に行き過ぎた分、156.60まで反落する形となる展開を予測していたが、相場は26日に156.74に反落。一旦の水準訂正的なスピード調整を入れた形となった。目先はユーロ・ドルとともに相場の習性から切り返す可能性があり、再度上攻めに転換した場合、157.30以上で引けると、158.10が第一上値目標値として計測していた。相場は27日に157.50で引け、23日終値157.23を上回り、ユーロ買いシグナルが点灯した。その後の海外市場では158.02まで上昇したが、その後はクロス円を中心とした利食い売りから反落。28日は156.54で引け、156.70を下回ったことから一転ユーロ売りシグナルが点灯。下値目標値は155.50となっていた。その後の海外市場では155.51、29日は155.36まで下落したが、下値を確認後は切り返している。相場は、ザラ場では既に一旦下値目標値に到達したことから、今度は戻りを試す状況となりやすく、29日の東京市場は下落幅を縮小する形で引けている。また、東京市場引け後の海外市場でもユーロが堅調となった。
相場は3日も大幅3日続伸。157.60以上で引け、ユーロ買いシグナルが点灯。第一上値目標値の158.40に対して158.33まで終値で上昇した。そして4日は終値で158.64まで上昇。戻り高値を拡大した。また、3日の海外市場では第二上値目標値の159.00に対して158.85まで上昇。ユーロの上昇に弾みがつく展開となっていた。ユーロ・円相場は、最高値159.64から150.76の下落幅の85.4076%戻しの158.34に対して、ザラ場高値では158.85まで上昇しており、理屈的には全値戻しをする可能性もあると考えていた。相場は6日も上昇し、6日続伸となった。第二上値目標値159.00に対し、159.37で引けた。ザラ場では159.64を更新していないが、東京市場終値ベースでは2月23日の159.31を若干上回る水準となってきた。これにより最高値更新の環境は整いつつあると考えていた。
相場は12日まで10日続伸。第三上値目標値の160.70に対し、160.63で引けた。また、ザラ場では160.85まで上昇し、最高値を更新した。今後の展開として、ユーロが対円で上値目標値に到達したことから、伸び悩みか、一旦スピード調整的な反落の可能性を見ていた。13日は160.87まで上昇し、最高値を更新したが、終値では160.39となり、反落した。ただし、ユーロが反落しても、対円でのチャートの形状は力強く、ユーロ円の上昇基調は簡単には壊れない状態と予測。相場の習性から、当然160.63の上抜けを試しに行く可能性が高いと予想していた。相場は16日に急反発。160.70以上で引け、ユーロ買いシグナルが点灯。上値目標値を、第一目標値161.50、第二目標値163.20と予測していたが、16日に162.43まで上昇し、161.98で引けた。しかし、相場は17日に161.55に反落。急ピッチの上昇の反動が出た形となった。また、17日の終値161.55は第一上値目標値の161.50にほぼ並ぶ水準であり、ここより上に行き過ぎた分の修正と考えられる。相場は18日も161.25に続落。19日も160.23に3日続落。160.30を下回ったことによる下値目標値159.10に対して、159.61まで下落したが、その後に急回復。20日は161.62まで戻して引けている。基本的には、終値で162円乗せがない限り、短期的にはユーロ・円の上値余地は限られ、保ち合いを継続しながら次の居所に向けてエネルギーを溜める局面と考えていた。ユーロ・ドルが上値目標値の1.3620に到達していることから一旦のスピード調整が予想され、ユーロ円もドル円の上昇が大きいものでなければ、早急な最高値更新は示現しにくいと見ていた。相場は、その後23日に160.60へ反落。24日は160.92に反発。そして、25日は買いシグナル点灯寸前の161.64に続伸して引けた。今後の展開として、終値で161.70以上で引けるとユーロの買いシグナルが点灯し、上値目標値を163.10と計測している一方、ユーロが反落し、160.59以下で引ける場合は、下値目標値を158.40と予測していた。相場は12日以降、終値ベースで見て161.98、161.62の上値切り下げと160.23、160.60の下値切り上げの小さな保ち合いを形成。161.70以上そして駄目押し的に162.00以上で引けることでユーロ円の最高値更新ラッシュが続く展開となると見ていた。相場は26日に162.22で引け、161.70を上回り、且つ162円台で引けていることから、ユーロ買いシグナルが点灯。27日は162.40まで上値を拡大して引けた。1日は5日続伸し、163.04で引けた。また、ザラ場では163.30まで上昇し、最高値を更新している。163.10を短期的上値目標値として計測していたが、1日に東京市場終値でほぼこの水準に並ぶ位置まで上昇しており、一旦の上昇一服感が強まり、上値目標値到達によるスピード調整が入る展開を予測していた。相場は本日162.85に反落。ただし、終値ベースの調整幅としてはやや足りなく、P&Fチャートの形状にも変化がない。基本的にはもう少し値幅のある調整局面と見ている。ユーロ・ドルに売りシグナルが点灯し、ユーロ円も上値が重いものの、ドル円に買いシグナルが点灯していることから、ユーロ円としての下げ幅は大きくは拡大しないと予測。スピード調整に留まり、調整後は再度163.10の上抜けを目指す展開と予測している。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で161.70以上で引け、ユーロ買いシグナル→:上値目標値163.10
下値:終値で160.59以下で引けると→:下値目標値158.40



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