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『相場はバランスを崩すと跳ぶ』
相場はバランス(均衡状態)を崩すと跳びます。保ち合い(揉み合い)を上放れるか下放れるかすると、相場は急騰・急落し、次の目標値の近辺で再度売り買いが拮抗し、バランスし始め、新しい保ち合い(揉み合い)を形成します。つまり、古い均衡状態を壊して、新しい均衡点を求めて突き進む状態を繰り返すのが相場の歴史であります。
そして、このバランスとバランス崩しの繰り返しが全体としてトレンドを形成し、時にそのトレンド自体にも転換が起こるのです。
どんな市場でも1年約250日の営業日のうち通常200日以上は相場がバランスしている状態にあり、バランスを崩して跳んでいる状態の期間はせいぜい50日くらいです。この跳んでいるときに正しい方向にポジショニングされていれば、あとの200日はそれほど問題ではないのです。
また、バランスの期間が長ければ長いほどエネルギーは大きく、相場の跳ぶ度合い、つまり、上値目標値は高くなり、下値目標値は低くなります。保ち合い(揉み合い)が長くなると、上値バランス近辺では売りやショートポジションが多くなり、下値バランス近辺では買いやロングポジションが多くなります。そしてそれを突破することで一気にポジションを逆転させようとする力が働くと同時に、新しく進行する方向への新規のポジションも形成されるため、相場が跳ぶことになるのです。
人間もストレスを溜め過ぎるとキレ(跳び)ますよね。窓から跳ぶ人もいるくらいですから。相場のエネルギーが蓄積している状態はストレスの溜まっている人間に似ています。
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