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2009年06月18日(木) 23:31 « 前の記事   次の記事 »

日経平均テクニカル分析(6月18日)

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

6月18日終値:先物6月限9730(-100)、現物:9703.72(-137.13)

反落。第二上値目標値の10300に対して10135.82まで上昇後の調整局面。相場の森では5月29日に9522.50で引け、5月11日9451.98を上回ったことによる買いシグナルは現物終値で9800を下回ったことから一旦消滅。一方、先物は10日に9990で引け、8日終値9850を上回ったことによる買いシグナルの第二上値目標値10140に対して10140まで上昇後の調整局面。9780を下回り、売りシグナルが点灯。下値目標値は9540、9420。

 日経平均の中長期的な流れである相場の森を日経平均現物で見ると、相場は5月29日に9522.50と3日続伸し、5月11日終値9451.98を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として第一目標値9700、第二目標値10300を計測。相場はその後も続伸。2日に9704.31と第一目標値の9700に乗せ、3日も9741.67と小幅ながら6日続伸となった。しかし、相場が第一上値目標値の9700に到達したことから一旦の上値達成感が出て、もたつく展開を予測。罫線では昨日2日が陰線、そして3日は上ヒゲとなり、上値の重さを物語っており、相場が上げるべきところまで上げたものと考えられ、上昇一服感が漂う展開を予測していた。
相場はその後、4日に予測通り9668.96に一旦反落。しかし、5日9768.01、8日9865.63と続伸。9日は9786.82に反落したが、10日9991.49、11日は9981.33に反落後、12日に10135.82まで上値を拡大した。しかし、15日は10039.67に反落。16日も9752.88と俗落後、17日は9840.85に小反発したが、本日18日は9703.72と反落した。
今後の展開として、相場の森では16日に9752.88と現物終値で9800を下回ったことから、買いシグナルは一旦消滅。仕切り直しとなった。今後、相場が切り返して10135.82を上回り、10200以上で引ける場合は、買いシグナルが点灯し、上値目標値として第一目標値10800、第二目標値11000を計測している。
一方、9800を下回ったことから、相場の上値達成感が強まっているが、やや戻りが見られない状況となっており、下落幅を拡大して9038.69を下回り、8900以下で引ける場合は売りシグナルとなり、下値目標値として第一目標値8600、第二目標値7900を計測している。
相場は上値9600の壁に挑戦する展開となっていたが、3日は9700台まで上昇。依然にコメントしたように、相場は9600を突破しても、その上の目標値9700台が新たな壁となる可能性もあると考えていた。テクニカル的には9600は上抜けのシグナルと読みたいところであるが、先物などが示す短期的な上値目標値が9740と9700台にあるうえ、現物も一文新値ならぬ100円新値で終わる可能性もあり、やや慎重にみていた。その後相場は一旦もたついたものの、12日には10135.82まで上昇した。しかし、先物の上値目標値の10140に到達したことや短期的な上昇ピッチへの警戒感もあり、15日以降は相場の調整色が強くなっている。
また、日経平均の短期的な流れである相場の木を日経平均先物中心限月で見ると、相場は5月19日に9300で引け、15日終値9270を上回ったことから、買いシグナルが点灯。上値目標値として9560を計測。20日はザラ場で9410まで上昇し、終値でも9330と小幅ながら続伸した。22日は9230まで下落したものの、26日は9340と20日の9330を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として9500を計測していた。そして相場は27日9430、28日9450と続伸。29日は上値目標値9500に匹敵する9510まで終値で上昇した。次の上値目標値は9740と計測。相場はその後も続伸し、6月3日に第二上値目標値の9740を若干上回る9760まで上昇。終値ベースでは続伸しているものの、2日の高値9810は3日に更新できていないこと、第二上値目標値まで上昇したことなどから一旦の上値達成感が出たと考えられ、スピード調整を予測していた。相場はその後、4日9690に反落後、5日9780、8日9850と続伸。9日は9780に反落したが、10日は9990で引け、8日終値9850上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として第一目標値10020、第二目標値10140を計測。そして相場は11日に10020、12日に10140に上昇したが、15日は10040に反落した。相場はその後16日に9770と続落し、9780を下回ったことから売りシグナルが点灯。17日に反発したものの、売りシグナルの消滅とはならず、本日18日は9730に反落した。
今後の展開として先物終値で9800を回復しない限り、下値を試すバイアスが継続し、下値目標値として第一目標値9540、第二目標値9420を計測している。
一方、相場が切り返して、10140を上回る場合は上値目標値として第一目標値10320、第二目標値10400を計測している。
本日18日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は9677近辺。上下の2σはそれぞれ10201と9152近辺となっている。MACDは6月16日にマイナス(売り)に転換し、本日もマイナス領域を拡大。RSIは56となっている。
相場は12日に現物終値で10135.82、先物終値で10140に到達した。しかし、その後は調整局面入りとなっている。P&Fチャート上では現物終値で10100以上を回復しない限り、再度上値を試す展開とはならない。通常はもう一度10135.82を上抜けするか試すリバウンドが入るのが相場の習性であるが、現状の相場には余り力強さが感じられない。まずは16日にできた窓(15日安値の10029.59~16日高値の9941.50)を早期に埋められるかも戻りの可能性を占う上でもポイントである。
12日の10135.92の日に逆指標で有名な人が強気のレポートを出したことで相場のピーク感が強まっている。この人が強気の記事を書いた次の日は必ず相場が下落しているが、近いうちに弱気のトーンがあるレポートが出るかどうかも重要なポイントである。
前回も書いたが、1929年の大恐慌のとき、NYダウが高値をつけて20ヶ月後の相場は再度暴落している。このパターンを当てはめると14000ドルをつけたのが2007年10月でその20ヵ月後は2009年6月となる。6月は債券が底入れし易く(2003年は例外的に天井)、株式相場も債券相場も転換点の月となっているケースが毎年多く見られる。
ドル円は97.60を下回り、97.40以下で引けたことから16日に売りシグナルが点灯。下値目標値の95.20に対して、本日は95.64まで下落。クロス円主導で円高となっている。株式相場の下落→リスク回避のドル買い→クロス円の売り→ドル円の売りという懸念したパターンとなった。ただし、5月CPIの低下、予想を上回る第1四半期経常赤字、米利上げ観測の後退などから対主要通貨でドルが軟化したことからクロス円も戻す場面も見られたが、ドル円の下落→クロス円の軟化→対ドルでの主要通貨の軟化→ドル円の軟化というパターンで株式相場には引き続きマイナス材料として作用している側面が大きい。

相場の森: 中長期トリガーポイントと目標値
上値:現物終値で10135.82を上回り、10200以上で引けると→上値目標値:10800、1100
下値:現物終値で9038.69を下回り、8900以下で引けると→下値目標値:8600、7900

   
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で10140を上回ると→:上値目標値10320、10400
下値:先物終値で9780を下回り、売りシグナル→:下値目標値9540、9420




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