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ドル・円テクニカル分析
6月24日 東京市場終値(17時)95.34/36 安値95.04 高値95.66
ドル円小反発もP&Fチャート上に変化なし。16日に96.61で引け、6月10日終値97.61を下回ったことによるドル売りシグナルの下値目標値95.20に対して23日に95.23で引ける。さらに追加のドル売りシグナル点灯。東京市場終値で95.80以上を回復しない限りドル売りバイアスは継続。下値目標値は94.00。
ドル円相場は、6月3日に92.26、4日に96.21と小幅続落したものの、ジリジリと上値を切り上げ、5日には終値で96.72とトリガーポイントの96.80目前まで上昇。そして8日には終値で98.56となり、5月28日終値96.62を上回ったことからドル買いシグナルが点灯。第一上値目標値99.00に対して、ザラ場で98.86まで上昇した。しかし、その後は対主要通貨でのドル安に連れて、対円でも値を崩し、9日98.17、そして10日は97.61と続落。買いシグナルは一旦消滅した。しかし、その後11日97.84、12日98.04、15日98.25と3日続伸。8日終値98.56の上抜けするか試す形となったが、16日は急反落。96.61で引け、10日終値の97.61を下回ったことからドル売りシグナルが点灯。東京市場終値で97.20以上を回復しない限り、ドル売りバイアスは継続し、下値目標値として95.20を計測していた。
相場はその後、18日に95.84まで終値で下落後、19日は96.83に反発。しかし22日は96.13、そして23日は上記のドル売りシグナルに伴う当初の下値目標値95.20に対して95.23まで終値で下落した。19日に一旦96.83まで反発後に18日の95.84を下回ったことから追加のドル売りシグナルが点灯。東京市場終値で95.80以上を回復しない限り、ドル売りバイアスは継続し、下値目標値として94.00を計測している。
一方、ドルが切り返して95.80以上を回復し、97.00以上で引ける場合は、ドル買いシグナルが点灯し、上値目標値として99.20を計測している。
これまで繰り返しコメントしてきた93.60~92円台後半を左右のショルダー、12月18日の87.92をヘッド、99.38と99.61をネックラインとしたやや大きな逆ヘッドアンドショルダーの形成段階の予測に変更はない。相場が94~92円台に下落しても、その後に切り返して戻りを拡大して99.40、そして101.20を突破した場合、最大で112円~113円台へのドル高に繋がる可能性を引き続き予測している。ドルが91~87まで下落しない場合でも、続くプライスアクションが94~91程度の下落に収まれば、より大きな逆ヘッドアンドショルダーの形成段階は依然として継続中という認識を維持している。
しかし、その前に、上記の逆ヘッドアンドショルダーの右肩に位置する部分で、罫線など時系列のチャートでは101.17をトップ、99をショルダー、95~94をネックラインとした小さな三尊(ヘッドアンドショルダー)と見え、95~94を割り込むような下落に発展した場合、91~87を下値目標値とした下落シナリオも考えられ、引き続き軽視できないと考えていた。5月22日はザラ場で93.86と94を割り込んだが、まさにこのネックラインを試す動きが継続していると考えていた。相場は5月25日に一旦94.99に反発し、21日に94.77で引け、15日終値95.29を下回ったことによるドル売りシグナルは一旦消滅した。しかし、本格的なドル売りバイアス消滅には96.80以上の終値が必要と予測していた。
しかし、多くの市場参加者が小さな三尊(ヘッドアンドショルダー)を指摘したこともあり、相場は逆にドル高に動いた。依然コメントした某外資系金融機関との勉強会もそうであるが、相場はコンセンサスの逆に動く。相場は面白いものである。
まずは、東京市場終値で95.80以上の回復があるかどうかポイントである。この95.80以上を回復できない場合は、下値目標値94.00を試す可能性が高くなる。そして94.00は5月22日終値の94.26を下回る水準でもある。
相場はやや大きなトレーディングレンジの101~94の下限を試しに行くことになり、更なるドル安方向へ拡大するリスクを孕んでいるため正念場の相場展開が続きそうである。
本日FOMCで金融政策の出口戦略の言及があれば利上げ観測が最台頭し、ドル円は上昇するものの、ユーロ、ポンドなどが主要通貨が対ドルで下落し、クロス円の下落を通じてドル円も上値が重くなるだろう。一方、金融緩和スタンスの時間軸の延長表明や国債とGSE?MBSの資産購入オペの統合発表などを好感して株式相場が上昇し、リスク選好からドル安→クロス円上昇というパターンがドル円にとっても底堅く、強含みとなりやすいと考えている。
本日の東京市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は96.47近辺。上下の2σはそれぞれ98.93と94.56近辺となっている。MACDはマイナス領域(ドル売り)を拡大。RSIは42.96となっている。また、パラボリック・システムは円売り/ドル買いシグナルを継続している。
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で96.83を上回り、97.00以上で引けると→:上値目標値99.20
下値:23日に終値で95.84を下回り、ドル売りシグナル→:下値目標値94.00
的中例:
上値
3月4日に98.83で引け、2月26日終値97.94を上回ったことによるドル買いシグナルの第一上値目標値99.60に対して、5日にザラ場で99.68、終値で99.61まで上昇→その後
93.54まで下落。
下値
3月19日に95.48で引け、96.34を下回り、ドル売りシグナルの第三下値目標値93.20に対して、19日にザラ場で93.54まで下落。
6月16日に終値で97.61を下回り、ドル売りシグナルの第二下値目標値95.20に対して、23日に終値で95.23まで下落。→本日24日は95.35に小反発。
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