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2009年11月25日(水) 23:40 « 前の記事   次の記事 »

日経平均テクニカル分析(11月25日)

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

11月25日終値:先物12月限9450(+60)、現物:9441.64(+40.06)

 小幅反発もP&Fチャートの形状に変化なし。相場の森では、19日に9549.47で引け、10月5日終値9674.49を下回ったことによる売りシグナルが依然継続中。中期的下値目標値は8800。現物終値で9800以上の回復がない限り、下値を試すバイアスは継続。
また、相場の木では、先物は本日高値引けも、売りシグナルが消える9460に10円差で届かず、短期的な売りシグナルも依然継続中。18日に9670で引け、11月5日終値9700を下回ったことによる売りシグナルは先物終値で9460以上を回復しない限り継続。第一下値目標値9520に対して、19日終値9550、20日終値は9490。24日はその下の第二下値目標値9220に対して9390で引ける。小幅反発にも短期のP&Fチャートも形状に変化なし。


 日経平均の中長期的な流れである相場の森を日経平均現物で見ると、相場は10月1日に9978.64と終値ベースで10000円割れ。そして2日は9731.87、5日は9674.49と3日続落となった。しかし、下記先物の短期的下値目標値9680に匹敵していることもあり、6日は9691.80と小反発となった。
しかし、7日9799.60、8日9832.47、そして9日は10016.39と6日から4日続伸し、終値で10000以上を回復したことから売りシグナルは消滅し、仕切り直しとなった。その後相場は上昇基調を継続。20日は10336.84と戻り高値を更新した。
相場が先物の短期的上値目標値の10340に近い水準まで終値で上昇したことから、上値達成感によるスピード調整を予測していたが、その後、相場は22日に10267.17に反落。23日10282.99、そして26日は米国株式相場の下落にも10362.62と続伸したが、27日10212.46、28日10075.05と大幅続落。調整色が強まってきた。そして本日29日は9891.10で引け、終値で10000円を下回った。これにより10月5日の9674.49の下抜けを試す可能性が高まっている状態と考えられる。29日の下落により、現物終値で10200を回復しない限り下値を試すバイアスは継続すると予測。30日には予想を上回る米国第3四半期GDPを受けた米上昇から10034.74に反発したものの、10200には届かず、P&Fチャート上に変化はない状態であった。そして2日は9802.95に反落。米CITグループの経営破綻を背景とした金融不安の再燃による米国株式相場の大幅下落の影響を受けた。2日の下ヒゲが長く、反発の展開を予測していたが、4日は予測通り、小幅ながら9844.31に反発した。米国FRBのFOMCでの低金利政策長期化観測を期待したものであった。そして5日は9717.44と下値を拡大。先物の第一下値目標値9700に到達する下落となった。しかし、先物が第一下値目標値に到達したことから一旦の小反発を予測していたが、相場は6日に9789.35、9日9808.99と続伸。そして10日9870.73、11日9871.68と小幅ながら4日続伸となった。そして12日は9804.49、13日は9770.31と続落。16日は9791.18と小幅ながら反発。しかし、17日は9729.93に反落した。値動きが小幅であることから引き続きP&Fチャートの形状には変化はなく、引き続き現物終値で10100以上の反発がない限り、相場の習性として10月5日終値9674.49の下抜けを試す展開が継続するとの認識であった。そして相場は18日9676.80と続落。10月5日の9674.49とほぼ同水準となり、下抜けリスクが増大した。そして相場は19日に9549.47で引け、10月5日終値9674.49を下回り、売りシグナルが点灯。現物終値で9900以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは継続し、中期的な下値目標値として8800を計測。ただし、下落していく過程では9500円前後、9200円台で一定の抵抗を見せるものと考えていた。相場は24日は寄り付き天井で5日続落。9401.58で引けた。米国株高を無視するような日本株の脆弱ぶりであった。そして本日25日は6営業日ぶりに小幅反発し、9411.64で引けた。しかし、P&Fチャートの形状に変化はなく、相場見通しに大きな変更はない。この程度の反発ではどうにもならない。現物終値で9800以上を回復しない限り、8800に向けた下落リスクは継続する。米国株式相場が上昇しても、外国為替相場でドル円が予測通り、87円台に下落していることから円高を嫌気した下落圧力も考えられる。
一方、相場が9800以上を回復し、戻りを拡大して10362.62を上回り、10400以上で引ける場合は上値目標値として第一目標値11600、第二目標値12400を計測している。この場合は当然、8月26日の10639.71を上回ることも条件となる。現状では相当難しいと思われるが。。。

また、日経平均の短期的な流れである相場の木を日経平均先物中心限月で見ると、相場は9月25日に10310に反落。そして、28日はザラ場で9970まで下落。終値は10030となり、9月14日終値10180を下回ったことから売りシグナルが点灯。しかし、相場は既に下値目標値の10000に対してザラ場で9970、終値で10030まで下落していることから一旦の下値達成感が醸成されやすく、短期的にはリバウンドが入り易い展開を予測。暫くは下値を探る展開ながらも、一旦は反発する可能性を予測していた。
相場はその後、29日10100、30日10110と続伸したが、10月1日に9980に反落。9月28日終値10030を下回り、売りシグナルが点灯。下値目標値として9860を計測していた。2日は9730と第一下値目標値を下回る水準まで下落。この流れは第二下値目標値9680までの下落を予測していた。
相場はその後5日に第二下値目標値の9680に下落。6日は現物が反発したものの、先物は9680で変わらずとなった。
今後の展開として、第二下値目標値に到達したことから、一旦の反発の可能性があるものの、高値圏でのレンジ形成で溜め込んだエネルギーを下に噴出していることから、中期的には9220を第三下値目標値として計測していた。
相場は7日に9790に反発し、売りシグナルは消滅。8日9860、9日10010と3日続伸となり、現物の相場の森の視点でも一旦の売りシグナル消滅となり、仕切り直しとなった。
今後、相場が10110を上回り、10120以上で引ける場合は上値目標値として10340への上昇を計測していたが、相場は上昇基調を継続し、15日は10240で引け、9月30日終値10110を上回り買いシグナルが点灯。16日は10270へ小幅続伸したが、19日は10250と小反落。しかし、20日は上値目標値の10340にほぼ近い10330まで終値で上昇した。
相場が上値目標値に到達したことから、一旦のスピード調整的な調整局面入りを予測していたが、相場は22日に10270に反落。しかし、P&F上では10260以下にならないと変化はない状態となっていた。相場は23日に10290、そして26日は10360と続伸し、戻り高値を更新した。しかし、27日は10250に反落。小さい枠の短期的な細かい絵では、22日終値10270を下回り、売りシグナルが点灯。短期的下値目標値の10150に対して28日は10080まで下落。そして29日は9880まで下落した。30日は10010に反発したものの、2日は9830に急反落。10月29日終値9880を下回り、売りシグナルが点灯。4日も小幅ながら9820に続落。そして、5日は第一下値目標値9700に対して、予測通り9700で引けた。相場は第一下値目標値に到達したことから一旦の反発も考えられるが、戻りも限定的とみていた。相場は6日に9780に小反発。短期的売りシグナルは一旦消滅した。そして、9日9800と小幅続伸。そして10日9870、11日9880と小幅ながら4日続伸となった。しかし、12日9790、13日9750と続落。16日は9800に反発したものの、先物終値では9820以上を回復しない限り、9680の下抜けを試す可能性は残るものと考えていた。相場は17日9740に反落。P&Fチャート上では13日の9750から一段下落した形となった。そして18日に相場は9670で引け、11月5日の9700を下回ったことから売りシグナルが点灯。下値目標値として第一目標値9520、第二目標値9220を計測していた。
相場は19日に第一下値目標値の9520に対して、ザラ場で9490、終値で9550まで下落した。そして20日9490、本日24日は9390と5日続落となった。相場の下落過程で短期的にはこの9500前後と9200台の両価格帯で一旦のサポートを見せる可能性があるものの、中長期的な現物の下値のトリガーポイント9600も結果として下回ったことから、中期的には更なる下落ポテンシャルを内包している状態と考えていた。24日引けの段階では先物終値で9460以上を回復しない限り、下値模索の展開が続く状態を予測していた。相場は本日25日9450と高値引けしたものの、10円差で9460に届かず、売りシグナルは消滅していない。また、仮に9640以上を回復しても相場の修正から再度9390の二番底を試す可能性が高く、さらに18日終値9670、および19日終値9550は、10月5日と6日終値の9680をも下回っており、相場の底抜けリスクが継続している状態と考えられる。したがって、先物も現物同様に中期的には9000割れを示現する可能性が極めて高いと考えられる。
一方、先物相場が反発し、9460を上回る場合は、一旦は下抜けリスクが緩和する。ただし、上記のように相場の習性から二番底を確認するべく、再度下値トライの可能性が考えられ、下値固めへの移行には相当な時間を要するものと考えられる。ただし、相場が戻りを拡大し、9900以上で引ける場合は上値目標値として第一目標値10120、第二目標値10180、第三目標値10240を計測している。また、その上は10360を予測している。しかし、現状のセンチメントではかなり厳しい状態と考えられる。

25日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は9779近辺。上下の2σはそれぞれ10174と9383近辺となっている。MACDは29日からマイナス領域(売り)に転換し、本日も拡大・継続中。RSIは31.40。また、パラボリック・システムでは10月29日から売りシグナルに転換し本日も継続している。


相場の森: 中長期トリガーポイントと目標値
上値:現物終値で10362.62を上回り、10400以上で引けると→上値目標値:11600、12400 
下値:11月19日に9549.47で引け、10月5日終値9674.49を下回り、売りシグナル→下値目標値:8800(ただし、現物終値で9800以上で引けると売りシグナルは一旦消滅する)
   
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で9880を上回り、9900以上で引けると→上値目標値10120、10180、10240、10360
下値:11月18日に9670で引け、9700下回り、売りシグナル→下値目標値9520、9220 (ただし、先物終値で9460以上で引けると売りシグナルは一旦消滅する)


的中例:
上値;10月15日に10240で引け、9月30日終値10110を上回り、買いシグナル→上値目標値10340  → 20日終値10330→その後22日10270に下落。


下値:6月16日に9770で引け、9780を下回り、売りシグナル→:下値目標値9540→23日終値9540

下値:7月6日に9700で引け、9820を下回り、売りシグナル→:下値目標値9100→13日終値9040

下値:8月17日に10250で引け、10440を下回り、売りシグナル→:下値目標値10200→19日終値10210→その後、20日10360、26日10640まで戻りを拡大。

下値:10月1日に9980で引け、10030を下回り、売りシグナル→下値目標値9680→5日および6日終値9680→その後9日の10010まで3日続伸。

下値:11月2日に9830で引け、29日終値9880を下回り、売りシグナル→下値目標値9700→5日終値9700→その後6日9780から11日9880まで4日続伸。




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