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カナダ中銀は3日、市場の予想通り、現行3%の政策金利の据え置きを決定した。声明文では中立スタンスを維持した。これで3回目の中立スタンスとなったが、文言は『現行の翌日物金利は適度に緩和的である』とし、景況判断についても、減速トレンドにあるとしながらも、その度合いは7月の時点から僅かに下振れただけとし、市場が期待していたような下方修正は見られなかった。一方、インフレ見通しは、7月以降の商品市況の下落がCPIを押し下げるとして、見通しを改善した。
市場では今回、3割前後の確立で0.25%の利下げが織り込まれていたこと、また、年末までに複数回の利下げが織り込まれていたこと、さらに、声明文でカナダ中銀が明確な利下げのシグナルを市場に与えなかったことからカナダドルが急騰。ドル高や原油価格の107.50ドルへの下落などを背景に1.0777の安値をつけていたが、声明文の発表後に1.0578まで急伸した。また、カナダの債券市場は金融緩和の可能性が低下したことから短期ゾーンは下落(金利上昇)、一方、長期ゾーンはインフレ低下期待や米国債券相場の上昇もあり、上昇(金利低下)となった。
エコノミスト、ストテジストなど市場関係者の間では、利下げは来年になるとの予測もあれば、利下げはないとの予測もあり、見方が依然として分かれている。
MPC(英中銀金融政策委員会)の8月の議事録は、7月と同じ票結果となった。
据え置きが7人、ハト派のブランチフラワー委員が利下げ、タカ派のべズレー委員が利上げを主張。票が分かれての政策金利据え置きとなった。
MPCの議論のトーンは7月対比で弱気となっており、景気動向は悪化し、短期のインフレ見通しはまちまちとの認識であった。
8月のインフレ報告で緩和バイアスを示唆したものの、MPC内部の据え置きを主張する委員がすぐに利下げに転じる兆候も見えないことから、政策金利は当分の間据え置きが続くと指摘する市場関係者もいる。
英中銀の四半期インフレ報告では、インフレが目標を大幅に上回っているが、景気減速が予想以上に進んでいることが指摘された。
インフレは年末にかけて前年比5%未満でピークをつけるとの見方が示唆された一方、今後2年間でインフレが2%の目標の中心を若干下回るとの予測も示された。『痛みを伴う』景気減速がいずれインフレ圧力を和らげると示唆したもので、これは金融緩和バイアスへの転換と考えられる。
このため、英国の期待金利は急低下し、英ポンドは大きく売り込まれた。市場が景気減速と利下げを織り込む展開の中、市場関係者の間では英中銀の利下げは2009年2月までないとの指摘がある。
ECBは7日の定例理事会で政策金利の据え置き(現行4.25%)を決定した。
理事会後の声明文および記者会見では、『ECBは現時点で政策運営上のバイアスはない』と、『現行の金利水準は、ECBの物価安定目標を達成することに貢献するであろう』が繰り返された。また、7月の利上げを事実上予告した6月の理事会で使用された表現である『警戒を高めた状態』は7月に続き、今回も見送られた。
ECBは景気判断の下方修正をする一方、中期的な物価安定へのリスクは更に高まっているとの判断を維持。インフレについて『賃金などの二次的影響を回避することが引き続き最重要課題』との方針を再度表明した。
トリシェ総裁は、『成長減速が現実のものとなりつつある』と言及。景気見通しについて4~6月期のみでなく、7~9月期も弱いとの見方を示唆。また、『中期的な物価安定に対するリスクは引き続きアップサイド』、『前年比で見た物価上昇率は物価安定に整合する水準を依然として大きく超えている』と言及。ECBもFRB同様、景気の下振れリスクとインフレの上振れリスクの両睨みの政策運営を迫られる中で政策金利の据え置きを当面続ける公算が高くなった。
前回声明文から削除された文言としては、①『直近の情報は緩やかな経済成長というわれわれの予測に整合するものとなっている』、②『先行きについては、内需・外需の双方とも2007年ほどにはないにせよ2008年も経済成長率を支える効果となるだろう』、③『直近の情報は上期中のブレを考慮しても実質GDPの緩やかな伸びが持続し得ることを示唆している』の3点。
今回のトリシェ総裁の記者会見での発言および声明文では、ECBの景気見通しに対する自信が著しく低下したものとなっており、最近の経済指標の低迷を反映してか、成長率の鈍化にやや心理的ウェイトを置いた状態となっている。景気後退期の物価上昇というスタグフレーションの状態でECBの政策運営はやや行き詰まり感が強くなったが、原油価格が下落基調を継続していけば、インフレ率の落ち着きと景気後退を受けて、2009年に入ってからの利下げの可能性はさらに強くなるものと考えられる。
トリシェ総裁の記者会見および冒頭声明を受けて年内の追加利上げの織り込み度合いが大きく低下する一方、2009年前半の利下げの可能性を織り込む展開となり、ユーロ金利が急低下(2年債券-0.15%、5年債券-0.16%、10年債券-0.08%)。また、ユーロ相場も急落(対ドルでは1.54ドル台後半から1.53近辺まで)した。
FOMCはFFレート据え置き
FOMC声明文は微妙な変化に留まるが、ややハト派的。利上げ提唱者は一名のみ。
米連邦準備理事会(FRB)は5日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利であるFFレートの誘導目標を現行の2.0%で据え置いた。据え置きは10対1で決定された。また、フィッシャー・ダラス連銀総裁は今回の会合における利上げを提唱して反対票を投じた。
今回の声明文でもリスク均衡は過去2回と同様にやや曖昧なものとなり、先行きを示唆する表現も従来通りに据え置かれた。
『成長に対するリスク』では、『下振れリスクは残るものの、いくらか縮小した模様』の文言が削除され、『下振れリスク』となった。
一方、『インフレとインフレ期待に対する上振れリスクは高まった』は、『インフレに対する上振れリスクもまた委員会にとって重大な懸念対象』に変更された。
インフレに関する現状の描写部分の時制が現在完了形となっており、6月末の前回のFOMC時点と比較するとインフレの上昇を続けるリスクよりもインフレ圧力が定着するリスクを懸念しているように感じられる。これは『エネルギー価格の上昇』が『高水準にあるエネルギー価格』に置き換えられていることから感じ取れる。前回と比較すれば、成長とインフレのリスク均衡より中立に近い状態にあると考えられる。
ECBは3日、市場の予想通り、政策金利を0.25%引き上げて4.25%とした。全会一致だった。トリシェECB総裁は『インフレはこれまで考えられていた以上に長期間にわたり高水準に留まることが予想される。将来の金融政策のアクションに関して事前にコミットすることはないし、政策のバイアスについても言及することはしない』と発言。
声明では、今回の決定が物価安定という目標に寄与すると述べられた。これは現時点では金利は適正水準で、近い将来に追加利上げする必要性は見えないとの判断と考えられる。しかし、情勢を注視していくとの表現が盛り込まれており、追加利上げの可能性もあることを示唆している。トリシェ総裁は経済見通しの不透明感が強いとしながらも、物価安定へのリスクが増し、ECBは注視を続けると言及。ただし、追加利上げの時期についてバイアスはない、あらかじめ定められた予定はない、必要なことを実施すると述べるにとどめ、すべてオープンとの立場を示した。バイアスがないということは、次回の動きが利下げの公算すら排除しないとも考えられる。経済見通しについて、4~6月期は弱いが、7~9月期に腰折れするわけではないと言及。このため景気が悪化すれば、追加利上げを見送ることが考えられる。
ECB理事会の前に市場は年内に2回以上の利上げを織り込んでいたが、トリシェ総裁の発言が予想以上にタカ派色の薄いものと判断され、連続利上げ観測が後退。ユーロに強い下げ圧力となった。
世界の政策金利アップデート
6月を終えて世界の政策金利をアップデート!
6月はニュージーランド、ユーロ圏、スイス、スウェーデン、ノルウェー、ポーランドの6カ国で0.25%の利上げが行われた。米国、英国では政策金利が据え置かれた。一方、ハンガリーは0.25%の利下げが行われた。
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世界の政策金利アップデート
世界の政策金利をアップデート!
6月に入り、ユーロ圏、ニュージーランドで0.25%の利上げが行われた一方、英国は据え置きとしている。
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カナダの追加利上げ観測とカナダドル高 - 上値目標値は・・・
カナダドルが堅調に推移している。18日は対ドルで1.0878まで急騰。NY市場終値は1.0887となっている。また、対円でも111.33と大幅に上昇し、111.26で引けている。
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世界の政策金利アップデート
世界の政策金利をアップデート!
9日のFOMC、10日のECB定例理事会では政策金利の据え置きが決定されたが、BOE(MPC)では、0.25%の追加利上げが行われた。
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世界の政策金利アップデート
4月の世界の政策金利をアップデート!
4月は、25日にポーランド、26日にニュージーランドで0.25%の利上げが行われた。
一方、ノルウェーは市場予想に反して政策金利を据え置きとしている。
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世界の政策金利アップデート
3月の世界の政策金利をアップデート!
3月は、8日にニュージーランド、ユーロ圏(ECB)で0.25%の利上げが行われた。一方、英国は政策金利を据え置きとしている。また、15日には、スイス、ノルウェーで0.25%の利上げが行われた。そして21日のFOMCでは政策金利を据え置きとしている。
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世界の政策金利アップデート
3月16日までの世界の政策金利をアップデート!
3月に入り、8日にニュージーランド、ユーロ圏(ECB)で0.25%の利上げが行われた。一方、英国は政策金利を据え置きとしている。また、15日には、スイス、ノルウェーで0.25%の利上げが行われた。
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世界の政策金利アップデート
3月9日までの世界の政策金利をアップデート!
3月に入り、ニュージーランド、ユーロ圏(ECB)で0.25%の利上げが行われた。一方、英国は政策金利を据え置きとしている。
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3月2日までの世界の政策金利をアップデート!
2月は、日本、スウェーデンで0.25%の利上げが行われた。一方、ユーロ圏(ECB)、英国とも政策金利を据え置きとしている。
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世界の政策金利アップデート
2月9日までの世界の政策金利をアップデート!
1月は、11日に英国、およびノルウェーで予想外の0.25%の利上げが行われた。一方、ユーロ圏(ECB)、米国(FOMC)は市場の予想通り政策金利を据え置いた。
2月は英国、ユーロ圏とも政策金利を据え置きとしている。
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